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空き家放火事件 元消防団員の男 起訴内容を一部否認 鹿児島地裁

2020年7月7日19:10

2018年7月、鹿児島県龍郷町の空き家に侵入して火を付けたとして、放火などの罪に問われている消防団員の男の初公判が7日、鹿児島地方裁判所で開かれ、男は起訴内容を一部否認しました。

現住建造物等放火などの罪に問われているのは、龍郷町嘉渡の無職、松元裕太被告(30)です。

起訴状などによりますと、松元被告は2018年7月、龍郷町嘉渡の空き家に2回侵入し、近くの住宅などに火が燃え移るかもしれないことを認識しながら火を付け、空き家や近くの住宅などあわせて19棟と軽自動車1台を焼いたとされます。

また、2019年9月には、龍郷町嘉渡でテレビなどあわせて11点を盗んだとされます。

7日開かれた初公判で、松元被告は空き家に火を付けた事実は認め、「被害者の方々には心からおわび申し上げる」と涙ながらに謝罪しつつも、「人が住んでいる家に燃え移るとは思っていなかった」と起訴内容の一部を否認しました。

窃盗事件については起訴内容を認めました。

裁判の冒頭陳述で、検察側は松元被告について「消防団員として活躍することや、1回5千円の出動手当のために犯行に及んでいて、動機が身勝手」とした上で、「現場は古い家が立ち並ぶ住宅密集地で、容易に延焼するような状況だった」と指摘しました。

これに対し弁護側は「被告は空き家だけを燃やすつもりで、住宅に燃え移る前に消火できると考えていた」と現住建造物等放火の罪にはあたらないと主張しました。

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