番組表
ON AIR

ニュース・スポーツ

コロナ禍3年目 収束後見据え 鹿児島の観光地で様々な取り組み

2022年5月4日17:00

【コロナ禍で外国人観光客激減…観光業界が描く戦略とは】

鹿児島県内の外国人宿泊者数はコロナ禍で激減

新型コロナウイルス感染拡大で、鹿児島県内の観光は大きな影響を受けています。なかでもインバウンドが見込めない状況の中、県内の観光地ではコロナ収束後を見据えながら新たな客層を取り込むべく様々な取り組みが進んでいます。現状を上片平アナウンサーが取材しました。

5月3日の鹿児島空港。国内線の到着ロビーには、帰省する人や出迎える人、キャリーケースを持った観光客の姿も多く見られました。

東京からの観光客「東京からです。ウナギとか食べたい。ワクワクしているので、楽しんで帰りたい」

神奈川と千葉からの観光客「白熊アイスが有名と聞いたので、楽しみに来ました」「全然来たことないので、色々なものを見て回りたい」

新型コロナによる行動制限がない3年ぶりのゴールデンウィーク。にぎわいが戻りつつある一方で…。

上片平 健アナウンサー「こちらは国際線ターミナルです。現在、新型コロナの影響で全路線が運休となっているため、人の姿はありません」

2020年8月にリニューアルを終えた鹿児島空港・国際線ターミナル。2階の免税店エリアが拡張され新たにカフェや飲食スペースが設けられるなど海外からの受け入れ体制を強化しました。しかし、香港、台湾、ソウル、上海を結ぶ4つの海外路線は2020年3月を最後に全便が運休に。

鹿児島空港ビルディング・有村和久営業部長「コロナ前は利用客の約8割が外国人だったが、新型コロナの影響で2020、2021年度は定期便の利用は全くない」

鹿児島県内における過去10年間の外国人宿泊者数は順調に増え続け2019年には過去最高の約84万人を記録しましたが、コロナ禍となった2020年には約12万人と激減。2021年は速報値で1万5千人余りにとどまりました。インバウンド=外国人観光客が見込めない中、観光業界が描く戦略は…。

【鹿児島と外国の雰囲気を同時に楽しめる…空港近くのレストランの取り組み】

空港近くのレストランでは台湾料理で現地に行った気分を味わってもらう戦略

鹿児島空港のすぐ近くにある西郷公園に4月にオープンしたレストラン。公園を管理する企業が、コロナの影響で閉店状態だった売店をリニューアルしました。ここで食べられるのは、台湾料理です。ルーロー飯は、ご飯の上に柔らかく煮込んだ豚の角煮や煮卵などをトッピングした、台湾の家庭料理です。

上片平アナウンサー「豚肉がよく煮込まれていてホロホロ、柔らかいです。そして、台湾料理ならではの八角の香りが食欲をそそります」

台湾線が運休する今、レシピを考案した台湾出身のリ・ウェイティンさんは。

河内菌本舗 リ・ウェイティンさん「今コロナで海外旅行に行けないので、ここで本場の台湾料理を作って本当に海外に行った気分になってもらいたい」

訪れた人「ここで台湾が味わえる」「独特の向こうの香りがするので、おいしい」

海外に行きづらい今の時代に、鹿児島に来て鹿児島と海外を一石二鳥で味わってもらおうという戦略です。

過去の記事