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【解説】焼津港で水揚げの冷凍カツオを窃盗の疑い 指宿市の男ら6人を送検 鹿児島

2022年5月10日18:40

鹿児島と静岡県が舞台となった今回の窃盗事件。

捜査関係者への取材で事件の構図が見えてきました。

宮城県の船会社が静岡県の焼津港で水揚げした冷凍カツオが盗まれたわけですが、
通常、水揚げされたカツオは、トラックに積まれた後、港の計量所で重さを量らなければなりません。

しかし今回の事件では、トラックが計量所を通過し、計量されていない10トンが焼津市の冷凍倉庫で一旦保管された後、鹿児島に運ばれたとみられています。

盗まれた冷凍カツオは、今回逮捕された指宿市の鶴窪容疑者が売っていたとみられています。

鹿児島はかつお節の生産量日本一の産地ですが、この事件を受け、指宿市のあるかつお節の生産会社は「多くの業者は、どこでとれたカツオかはっきりしているものしか買わない。事件後、取引先から問い合わせの電話があるなど、信用に傷がつき迷惑している」と怒りをにじませました。

また、山川水産加工業協同組合は「盗まれたカツオが鹿児島で売られているとは思わなかった。流通ルートのチェックなど対策を考えていかなければ」と話しました。

かつお節の街を揺るがした今回の事件の全容解明が待たれます。

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