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行動制限のない大型連休終わる 飲食店と観光施設では 鹿児島

2022年5月10日18:45

3年ぶりとなる行動制限のない大型連休は、8日に終わりました。

観光地やイベントには大勢の人が訪れる中、これまでコロナ禍で苦しい状況に立たされてきた宿泊施設や飲食店の人の動きはどのようなものだったのか取材しました。

霧島市の都市部にあるホテル京セラ。約500人が宿泊できる県内最大級の規模です。

連休中の宿泊者数は、コロナ前の水準に近づき、にぎわいを見せたといいます。

ホテル京セラ 福永健一社長
「4月の上旬の段階で非常に不安だったが、連休が近づくにつれて想像以上に客が来たという感じ。霧島神宮の国宝認定などもあり、行きたくても行けなかった人の起爆剤にもなっている。まだまだどうなるかわからないが、復調の兆しは見えてきた感じ。」

観光の復調の兆しは、5月の予約状況にも現れていて、関西などからの修学旅行の予約に加え、レストランや結婚式などの宴会部門にも客足が戻りつつあるということです。

ホテルでは今後、県などの誘客対策に期待しつつ感染対策を引き続き徹底したいとしています。

一方、鹿児島市の繁華街・天文館のスリランカ料理店では、来店客が異国情緒あふれるランチを楽しむそばで、オーナーのアショカさんはコロナ禍で3回目となったゴールデンウィークをこう振り返ります。

スリランカかごしま・オーナー アショカさん
「ちょっと良かった。2021年の連休と比べたら、30%ぐらい売り上げが上がった。もうちょっと欲しいが、お客が増えても大変。お客さんが増えてもコロナがはやったら店を閉めないといけない。」

連休が終わった今、アショカさんが期待するのは9日から県が再開した、ぐりぶークーポンです。

県内の飲食店などで2000円以上を利用した場合、500円、または700円が割引されます。

スリランカかごしま・オーナー アショカさん
「ぐりぶークーポンで来るお客が2021年も多かった。お客も喜ぶし、自分たちもお客が増える。(効果は)あります。」

その一方でアショカさんが懸念するのは、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻や原油価格の高騰による材料費の上昇です。

スリランカかごしま・オーナー アショカさん
「前と比べたら肉も高い、油も高い。小麦粉とか全部高くなって、ほとんど利益がない。本当なら価格を上げないといけないが、お客が減ったらまた大変。それで今、悩んでいる。」

飲食店を訪れる客の数は、少しずつコロナ禍前に近づきつつあるものの、新たな懸念材料となっているといいます。

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