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ナンワエナジー 電気小売り事業撤退へ 鹿児島

2022年5月11日18:33

鹿児島市の電気小売り事業者「ナンワエナジー」が、6月30日までに電気小売り事業から撤退することを明らかにしました。専門家は「発電設備を持たない新電力会社は厳しい局面に立たされている」と指摘しています。

ナンワエナジーによりますと、今回停止するサービスは、離島を除く九州全域の一般家庭や小規模事業者、約1万7000件が契約する「低圧電気供給サービス」です。

電力の供給は6月30日までで、ナンワエナジーは契約者に対し、6月10日までにほかの電力会社へに切り替えるよう呼びかけています。

サービス停止の理由についてナンワエナジーは、ロシアによるウクライナ侵攻などにより発電用の燃料価格が高騰し、値下がりの見込みも立たないことから事業継続が困難と判断したためとしています。

ナンワエナジーはこれに先立ち、4月30日に主に法人向けの「特別高圧」・「高圧」事業も終了していて、今回のサービス停止で電気小売り事業からは撤退することになります。

このような動きに対し、経済の専門家は次のように指摘します。

九州経済研究所・福留一郎 経済調査部長
「新電力会社の多くが自前の発電所施設を持っていないので、電力市場から調達しないといけない。こういう状況なので電力の市場価格が常に高い。売れば売るほど赤字。かなり厳しい局面になっている。コロナからの景気回復を考えた時にも、今回の問題も小さくない影響になるかもしれない」

ナンワエナジーは低圧切り替えサポート窓口を設置し、この件に関する問い合わせを受け付けています。(フリーダイヤル0120-540-172)

受け付け時間は午前9時から午後6時までで、5月末までは土日祝日も、6月以降は平日のみ対応するということです。

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