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ニュース・スポーツ

鹿児島から富山へ 旅するチョウが約900kmを結ぶ物語 

2022年6月16日21:10

「アサギマダラ」というチョウをご存じでしょうか。遠くへ移動する「旅するチョウ」として知られています。

6月、鹿児島から約900km離れた富山県まで飛んでいたアサギマダラが発見されたんです。

鹿児島と富山、遠く離れた距離をチョウが結んだ縁について、お伝えします。

鹿児島市・谷山中学校 理科教師 中峯 健一郎さん
「中峯と申します」

富山県の小学5年生 永井 こはるさん 
「これが私が見つけた時のアサギマダラの写真」

ビデオ通話アプリを通じて話すのは、鹿児島市立谷山中学校の理科教師 中峯健一郎さんと、富山県の小学5年生、永井こはるさんです。

鹿児島と富山、約900キロ離れた2人がこうして話すことになったのは、1匹のチョウがきっかけでした。

「アサギマダラ」。

水色の模様が美しいチョウで、体長は10cmほど。

このアサギマダラ、渡り鳥ならぬ「渡りチョウ」として知られています。

しかし、生態についてはまだわかっていない部分も多いと、鹿児島県立博物館の担当者は話します。

鹿児島県立博物館 学芸主事 中峯敦子さん
「季節に吹く風を利用していると言われている。この時期、南からの強い吹き込みがあって、こういう風を利用しているとも言われていて、3月ぐらいから移動は始まっている。生き物たちは、生息場所をより広げて繁栄したい習性を持っている。たくさんの子孫が広範囲に散らばって、分布できないかというひとつの戦略かも。」

そこで、約40年前からアサギマダラの羽に印をつけてその個体がどこに移動するのかを調べる「マーキング調査」が様々な場所で実施されています。

中峯さんも、そんな調査を実施しているひとりです。

谷山中学校 理科教師 中峯 健一郎さん
「アサギマダラの体には、油性ペンで書ける。地域(鹿児島)と日付と自分の名前を羽の裏側に書く、白い部分に。マーキングする。」

前原竜二 アナウンサー
「書いても弱りはしない?」

谷山中学校 理科教師 中峯 健一郎さん
「羽が丈夫なので、大丈夫です。」

自宅の庭にアサギマダラが好む花を植えて、15年前からマーキング調査を行ってきましたが、これまでマーキングした個体が他の場所で見つかったという報告は一度もありませんでした。

2022年5月15日に、12匹のアサギマダラにマーキングを実施。

すると20日後の6月4日、県立博物館から心待ちにしていた連絡がありました。

「富山県で見つかりました」

鹿児島から約900キロ離れた富山県で、中峯さんが印をつけたアサギマダラが発見されたのです。

見つけたのは小学5年生の女の子、永井こはるさん。

永井さんは3年前からアサギマダラのマーキング調査を行っていて、今回の発見を自由研究にして発表したいと意気込んでいます。

富山県の小学5年生 永井こはるさん 
「初めての再捕獲だったので、うれしくて興奮した。アサギマダラは『旅するチョウ』と言われていて、そのことが改めて本当だったんだと感じた。」

また、アサギマダラは秋には北から南へ移動することから。

谷山中学校 理科教師 中峯 健一郎さん
「秋にマーキングいっぱいしてください。私がいっぱい捕まえて、こはるちゃんのアサギマダラを見つける。今度は逆に頑張ってください。」

今回、鹿児島から富山に旅をした「アサギマダラ」。

鹿児島で撮影された時と富山で見つかった時の様子を見比べてみると、羽が欠けている部分があり、数々の試練を乗り越えて富山にたどりついたことが推測できます。

前原竜二アナウンサー
「渡る時のイメージは、鳥は途中で休んだりすると思うけど、チョウも休むんですか?」

鹿児島県立博物館 学芸主事 中峯敦子さん
「そこが謎なんです。そこが面白いところ。船の上から観察できないか、海の端に立ってどのようにして飛び立つのか。疑問は尽きません。海の向こうにどうやって飛ぶんだろうというのは、夢のある話だけど私たちも知りたい。」

ひらひらと風に舞うチョウ。

もしかしたらそのチョウは、長い長い旅の途中かもしれません。

今回富山で見つかった、中峯さんがマーキングしたチョウは、新たに富山という文字を追加して再び放したということです。

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