【馬毛島】環境アセスメントの準備書 防衛省が見解を知事らに送付 鹿児島
2022年6月17日18:35
アメリカ軍の訓練移転などが計画されている鹿児島県西之表市の馬毛島を巡る動きです。
環境アセスメントの「準備書」への住民意見に対する防衛省の見解が、塩田知事らに送られました。
西之表市の馬毛島におけるアメリカ軍の訓練移転や自衛隊施設の整備計画をめぐって、防衛省は島周辺に及ぼす影響を調べる環境アセスメントの手続きを進めています。
防衛省では環境アセスメントの「準備書」に対する意見を、6月2日まで住民などから受け付けていて、この意見に対する見解を17日明らかにしました。
意見は約2000件寄せられていて、戦闘機が訓練経路を外れた場合の騒音調査を求める意見について、防衛省は「示した以外の経路を飛行することは緊急時を除きない」と、これまでの回答を繰り返しました。
また、島に生息するマゲシカの調査についても不十分とする意見があることについては、防衛省は「訓練開始後に調査を行い必要に応じて対応する」と回答するにとどまっています。
塩田知事はこの防衛省の見解や西之表市の八板市長らの意見などを踏まえた上で、2022年10月17日までに知事意見を防衛省に送ることになります。
環境アセスメントの中で、地元として意見を述べられるのはこれが最後の機会。
地元の意見に応じず同様の回答を繰り返す防衛省に、塩田知事はどのように意見するのか注目です。
環境アセスメントの「準備書」への住民意見に対する防衛省の見解が、塩田知事らに送られました。
西之表市の馬毛島におけるアメリカ軍の訓練移転や自衛隊施設の整備計画をめぐって、防衛省は島周辺に及ぼす影響を調べる環境アセスメントの手続きを進めています。
防衛省では環境アセスメントの「準備書」に対する意見を、6月2日まで住民などから受け付けていて、この意見に対する見解を17日明らかにしました。
意見は約2000件寄せられていて、戦闘機が訓練経路を外れた場合の騒音調査を求める意見について、防衛省は「示した以外の経路を飛行することは緊急時を除きない」と、これまでの回答を繰り返しました。
また、島に生息するマゲシカの調査についても不十分とする意見があることについては、防衛省は「訓練開始後に調査を行い必要に応じて対応する」と回答するにとどまっています。
塩田知事はこの防衛省の見解や西之表市の八板市長らの意見などを踏まえた上で、2022年10月17日までに知事意見を防衛省に送ることになります。
環境アセスメントの中で、地元として意見を述べられるのはこれが最後の機会。
地元の意見に応じず同様の回答を繰り返す防衛省に、塩田知事はどのように意見するのか注目です。