大崎事件 再審認めず 鹿児島地裁
2022年6月22日11:45

1979年、鹿児島県大崎町で男性の遺体が見つかった大崎事件の裁判のやり直しを求める4回目の再審請求について、鹿児島地裁は再審を認めない決定をしました。
大崎事件は1979年、大崎町の牛小屋で男性の遺体が見つかったもので、原口アヤ子さんら4人が殺人や死体遺棄の罪で服役しました。
原口さんは一貫して無実を訴えていて、裁判のやり直しを求める4回目の再審請求の審理が鹿児島地裁で進められてきました。
そして22日午前10時、鹿児島地裁は再審を認めない決定を出し、支援者らからは怒号が飛んでいました。
今回の再審請求で弁護側は「殺人事件でなく、死亡した男性が事件の前に起こした自転車事故で腸内の大量出血や首の損傷が発生し致命傷となった」などと主張していました。
鹿児島地裁の中田幹人裁判長は「鑑定は死亡した男性の死因や死亡時期を推論するような決定的なものとは言えない」などとして請求を棄却しました。
大崎事件は1979年、大崎町の牛小屋で男性の遺体が見つかったもので、原口アヤ子さんら4人が殺人や死体遺棄の罪で服役しました。
原口さんは一貫して無実を訴えていて、裁判のやり直しを求める4回目の再審請求の審理が鹿児島地裁で進められてきました。
そして22日午前10時、鹿児島地裁は再審を認めない決定を出し、支援者らからは怒号が飛んでいました。
今回の再審請求で弁護側は「殺人事件でなく、死亡した男性が事件の前に起こした自転車事故で腸内の大量出血や首の損傷が発生し致命傷となった」などと主張していました。
鹿児島地裁の中田幹人裁判長は「鑑定は死亡した男性の死因や死亡時期を推論するような決定的なものとは言えない」などとして請求を棄却しました。