番組表
ON AIR

ニュース・スポーツ

徳之島空港で航空自衛隊の戦闘機がタッチアンドゴー訓練・鹿児島県

2023年11月13日(月) 17:30

自衛隊の大規模な統合演習が全国各地で行われる中、13日は鹿児島県天城町の徳之島空港に航空自衛隊の戦闘機が飛来し、離着陸訓練を行いました。自衛隊の戦闘機が徳之島空港で訓練を行うのは初めてです。

13日午後3時半すぎの徳之島空港。

航空自衛隊のF15戦闘機が大きな音を立てながら近づいてきます。

そして滑走路に着陸してすぐに飛び立ちました。タッチアンドゴーです。

この訓練は、航空自衛隊の基地が敵の攻撃を受けて使用できなくなり、一時的に民間空港に退避することを想定して行われました。

徳之島空港で戦闘機による訓練が行われたのは今回が初めてで、空港には戦闘機を一目見ようと多くの住民が集まりました。

訓練を見に来た住民
「迫力がすごいですね。初めて見ました」
「強烈な印象はないというか怖さはない」
「訓練が習慣みたいになったらちょっと怖い」

訓練には4機の戦闘機が参加し、立て続けに1回ずつ、タッチアンドゴーを行いました。

また徳之島空港では13日午前、早期警戒機1機も飛来し、給油などを行った後、再び飛び立ちました。

徳之島では徳之島町で陸上自衛隊の電子戦部隊などが訓練を行っています。

17日には一部の訓練の報道公開が予定されています。

自衛隊約3万人とアメリカ軍約1万人が参加する自衛隊の大規模な統合演習は、11月20日まで行われます。

過去の記事