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【台風10号】暴風・波浪の特別警報発表 過去最強クラスの台風 鹿児島県本土に接近

2024年8月28日(水) 18:09

台風10号は非常に強い勢力を保ったまま屋久島の西の海上を北上しています。

九州南部に接近する台風としては過去最強クラスです。

鹿児島県本土も一部が暴風域に入ったとみられ、奄美地方をのぞく県内に暴風と波浪、高潮の特別警報が発表されています。

非常に強い台風10号は、午後6時の推定では屋久島の西をゆっくりとした速さで北に進んでいます。

中心気圧は935ヘクトパスカルとなっています。

現在、風速25m以上の暴風域には、種子島屋久島地方、十島村、鹿児島県本土の一部が入っています。

こちらは暴風域に巻き込まれている種子島の西之表市の現在の様子です。

カメラのレンズに雨粒がたたきつけられている様子が分かります。

現在、奄美地方を除く県内全域に暴風と波浪の特別警報のほか、薩摩地方の一部に高潮の特別警報が出されています。

西之表市の午後3時半頃の映像です。

住宅の庭先の樹木が根元から折れてしまっています。

また、屋久島町北部付近では、1時間に約120ミリの雨量を解析しています。

この時間に出されている避難情報です。

警戒レベル5の緊急安全確保が三島村に発表されています。

警戒レベル4の避難指示は鹿児島市、日置市、いちき串木野市、指宿市、南さつま市、南九州市、南大隅町、肝付町、西之表市などに出されています。

けが人の情報です。

27日からの台風で、奄美市で60代の男性がバイクを運転中に強風で転倒して右足を骨折するなど、KTSの取材では県内で6人がけがをしています。

いずれも命に別条はないということです。

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