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台風１０号の影響で軒並みストップしていた鹿児島県内の交通機関が、８月３０日から徐々に再開しています。

３０日、通勤通学の時間帯の鹿児島市のＪＲ鹿児島中央駅前のバス乗り場です。
３０日は鹿児島交通バスが始発から、鹿児島市営バスは午前１０時から運行していて、各路線で職場に向かう通勤客が列をなしていました。

バスの利用者
「もし動いてなかったら、どうにかして送ってもらったり、もしかしたら
自宅待機になってしまう可能性があったのでよかった」

南国交通の路線バスは３０日午後から順次再開予定で、鹿児島市電は午後１時をめどに再開予定です。

野平美奈子記者
「バスは一部復旧しましたが、　ＪＲは依然として運転を見合わせています」

３０日もＪＲは九州新幹線・在来線、県内全ての路線で始発から終日運転見合わせとなっています。３１日の運転計画は、台風通過後の影響を踏まえて、３０日午後１時ごろに発表するということです。

また午前１１時現在、九州自動車道、東九州道、南九州道で通行止めが続いています。また、国道２２５号線の鹿児島市平川町長谷迫から下福元町影原までの間が全面通行止めとなっています