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薩摩川内市で台風１０号による倒木で道路が通行できなくなり、東郷町の２つの集落の２２世帯が孤立しています。

市は８月３０日午後の孤立の解消を目指し、倒木の撤去作業を進めています。

安楽遥記者
「午前１０時の薩摩川内市です。ごらんのように道路を複数の倒木が塞いでしまっています。その先には集落がありますが、その集落が孤立してしまっているということです」

市によりますと薩摩川内市東郷町で。台風により倒れた約１０本の木が市道をふさぎ、榎段地区と本俣集落の２２世帯が孤立しています。

また、木は電線を巻き込んで倒れていて、集落では停電が続いています。
３０日午前１０時すぎには住民から要望のあった水や食料を消防団が届けました。現在、住民の健康状態に問題はないということです。

薩摩川内市・市民安全部　上戸理志部長
「水、食料、バッテリーを届けている。携帯、固定電話で連絡が取れる状況。
密に連絡を取りながら住民の不安解消に努めたい」

午前には九州電力が電線の安全を確認し終え、倒木の撤去作業が始まりました。

薩摩川内市は３０日午後にも市道を通行できるようにしたい意向です。