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子供たちの夏休みも残すところあと２日ですが、みなさんはどんな夏休みでしたか？
鹿児島県大崎町の菱田小学校では、思い出だけでなく学校の歴史にも残る、流しそうめんに挑戦しました。

見た目にも涼しい、流しそうめん。

子供たちも暑さを忘れてそうめんを頬張っています。

一見すると普通の流しそうめんですが…！？

吉留李奈リポーター
「そうめんが流れてくるのはなんと２階から！そうめんが次々に流れています！」

２０２４年、創立１５０周年を迎えた菱田小学校。

「記憶にも記録にも残る思い出を作りたい」と、創立１５０年にちなんで、全長１５０メートルの流しそうめんにチャレンジ！

校舎の２階から校庭まで伸びたそうめんを流す樋は、保護者や地域の人たちの手作りです。

電気屋さんは高所作業車を持ち込み、鉄工所の人は支柱を作ったりと、それぞれの得意分野を生かして製作。

約２週間かけて完成させました。

一方、大きな鍋でグツグツとゆでられているのは、大量のそうめんです。

その量は全部で約６０キロ！ゆであがったら氷でキュッと締めます。

「子供たちを笑顔に！」を合い言葉に、大人たちが汗だくになりながら準備しました。

菱田子ども会・吉岡慎司会長
「どうせやるなら１５０ｍの誰もしたことがないようなものをやろうと作成した。そうめん流しをしたことがない子どもたちも結構いたので、古き良きものは代々受け継いでいけたらという思いです」

校舎の２階から流されたそうめんは、集まった子供たちと地域の人たち約１００人の胃袋を満たします。

そうめんを流す女性
「長いので麺が流れるうちに勝手にほぐれるので、無心でひたすら流しているだけです」

児童
「楽しいです」「ウォータースライダー」

保護者
「びっくりしました。ここまで来るまでにそうめんが『いろんな旅をしてきたんだな』と感じる」

地域の人
「この台を作ったりした。手伝いをして地域のために何か役に立てばと」

私も一緒にそうめんを頂きました。

吉留李奈リポーター
「ツルッとしてておいしいです。１５０メートルも流れてきたそうめんを食べるのが初めてなんですが、すごくありがたみがあって。長いのでみんなで参加できるのがいいですね！」

菱田子ども会・吉岡慎司会長
「大成功ですね。よかったです。子供たちに喜んでもらえて。地域と学校とＰＴＡと今でもすこぐ仲が良いのがこれが後の世代にずっと続けていけたらと思う」

みんなを笑顔にした１５０メートルの流しそうめん。

創立の節目の年ごとに記録更新を期待しています！