中国測量艦が口永良部島近海で領海侵入 外務省は中国に抗議
2024年8月31日(土) 18:10
防衛省は、中国海軍の測量艦1隻が鹿児島県・屋久島沖の日本領海内に一時、侵入したと発表しました。
防衛省によりますと、31日午前4時50分ごろ、中国海軍の測量艦1隻が口永良部島西方の領海の外側にある日本の接続水域を東に向かっているのを、海上自衛隊が確認しました。
中国の測量艦は午前6時ごろ、口永良部島南西の日本の領海に侵入し、およそ2時間後に屋久島の南西から領海を出て、南へ向かったということです。
中国海軍艦艇による領海への侵入が確認されたのは13回目で、今年に入ってからは初めてです。
また、この海域では、2021年11月以降に10回の領海侵入が繰り返されています。
国連海洋法条約では、「すべての国の船舶は、領海において無害通航権を有する」とされていて、各国の軍の艦艇も沿岸国の平和や秩序、安全を害さなければ領海を通過できるということですが、外務省は26日に起きた中国軍機による領空侵犯も踏まえ、中国大使館の公使に対し、今回の領海侵入に強い懸念を伝え、抗議しました。
防衛省によりますと、31日午前4時50分ごろ、中国海軍の測量艦1隻が口永良部島西方の領海の外側にある日本の接続水域を東に向かっているのを、海上自衛隊が確認しました。
中国の測量艦は午前6時ごろ、口永良部島南西の日本の領海に侵入し、およそ2時間後に屋久島の南西から領海を出て、南へ向かったということです。
中国海軍艦艇による領海への侵入が確認されたのは13回目で、今年に入ってからは初めてです。
また、この海域では、2021年11月以降に10回の領海侵入が繰り返されています。
国連海洋法条約では、「すべての国の船舶は、領海において無害通航権を有する」とされていて、各国の軍の艦艇も沿岸国の平和や秩序、安全を害さなければ領海を通過できるということですが、外務省は26日に起きた中国軍機による領空侵犯も踏まえ、中国大使館の公使に対し、今回の領海侵入に強い懸念を伝え、抗議しました。