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パリ五輪・柔道金メダリストの角田夏美選手が鹿児島にやってきた!世界を沸かせた巴投げを披露!

2024年9月2日(月) 18:40

パリオリンピックで金メダルを獲得した角田夏実選手が9月1日、鹿児島市で小学生たちに世界をわかせたあの”巴投げ“を披露しました。

子どもたちは目を輝かせていました。

1日、鹿児島市の西原商会アリーナでは、柔道の全国大会をかけた小学生たちの試合が行われました。

試合を前に会場に登場したのは…

パリオリンピック金メダリストの角田夏実選手です。

角田選手は48キロ級に出場。

そこで注目されたのがこの技。

相手の下にもぐり込み投げる「巴投げ」です。

決勝でもこの巴投げが決まり、見事、パリオリンピックで日本の金メダル第1号となりました。

あの激闘から約1カ月。

今回、大会会長の橋口さんの熱い要望により、角田選手の来鹿が実現しました。

県柔道整復師会 会長・橋口均さん
「角田さんのご両親と私が学生時代からの友達で、それでお呼びしようと企画した」

パリ五輪 48kg級 金メダル・角田夏実選手
「皆さんオリンピックは見てくれましたか?」

子どもたち
「はい!!」

角田夏実選手
「私の得意技の巴投げ、知っている人?」
「きょうはその巴投げの体のポイントをお伝えできればなと思います」

まずは角田選手のお手本です。

「わーお!」

世界を制した技に子どもたちはくぎ付け。

小学生であまり使う選手はいないという「巴投げ」。

実際に角田選手が声をかけながら指導しました。

「お腹のところにあててあげて、そうそう。いいね、うまい。そしてそのまま投げる」

そして学んだことを生かして角田選手を巴投げ!

金メダリストからの直接指導に子どもたちも大興奮です。

体験した小学生
「興奮してずっと角田選手に憧れてたから、会えてうれしかった」
「もうなんか夢みたいって思った。角田選手みたいにオリンピックで活躍するような選手になりたい」

参加した小学生の母
「すごく貴重な経験だと思った。なかなかない経験で鹿児島まで来てくれたから、すごく本人達にも刺激になった」

角田夏実選手
「みんな上手で本当にやったことないのかなというぐらい飲み込みが早くて、ちょっとびっくりした」

角田選手の小学生時代について聞いてみると。

「小学生のときは試合とか勝てずに1回戦で負けて泣いて走り回っていたぐらい。柔道が好きとか楽しいと思わず。みんな(子どもたち)が柔道楽しいと言ってやっていたので、すごいなと思った」

「諦めずにずっと戦えば夢はかなえられると思うので、苦しいことはあると思うけど諦めずに頑張ってほしい」

Q.鹿児島を楽しむ時間はあるんですか
「きょうこのあとは鹿児島のおいしい食べ物や温泉を堪能して帰りたいと思います」

金メダリストに刺激を受けた小学生たち。

もしかしたらこの中から将来のオリンピック選手が誕生する…かもしれません。

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