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こちらは、アメリカ軍の訓練移転により、自衛隊の基地建設の工事が進められている、鹿児島県西之表市、馬毛島の９月３日の映像です。

島の北側にある小屋の屋根が一部はがれているのが分かります。

台風１０号の影響とみられますが、西之表市に対して防衛省から報告はないということです。

３日の西之表市、馬毛島です。

アメリカ軍の訓練移転や自衛隊施設整備のために、２０２３年１月から工事が行われていて、約１８５０人が働いているとみられます。

安楽遥記者
「台風の影響でしょうか。島の北側にある小屋の屋根が一部はがれているのが確認できます」

工事関係者によりますと、この小屋は島に運ばれた石や砂利などを置いておく場所です。

台風１０号の影響で屋根の一部が吹き飛ばされたとみられます。

一方で、その他の被害は上空からは確認できず、島内では重機が動き回り、工事が進められている様子が見られました。

西之表市は馬毛島で台風による被害が出ていないか、８月２９日に防衛省に問い合わていますが、３日まで回答はないということです。