食欲の秋!鹿児島市のスーパーをのぞいてみた 台風や不作による食卓への影響は?
2024年9月5日(木) 18:25
秋といえばやっぱり“食欲の秋”ですよね。
旬なものをおなかいっぱい食卓に並べたいところですが、スーパーの売り場をのぞいてみると、台風や不作の影響など、それぞれの陳列棚には最近の様々な事情が反映されていました。
鹿児島市の天文館で生鮮食品などを取り扱うスーパーハルタです。
現在の売り場の状況は…
スーパーハルタ・春田晃秀社長
「(台風の影響で)先週は売り場に商品がほとんどないような状況でした。徐々に相場が、特に野菜の葉物関係が値段が上がり始めてきています」
井上彩香アナウンサー
「食卓への影響はどうなのか?献立を考えながら見ていきます」
「主食と言えば、やっぱりお米なんですが…陳列棚を見てみると空いているスペースが多くあります。最近では通常の2倍売れているそうです」
売り場には「出荷制限のため品切れしています」の文字。
全国ニュースでも最近目にしますが、2023年の不作に加え、外国人観光客の需要が増えたことで、全国で米不足となっています。
その影響で、こちらのスーパーでも価格が2023年より2割値上がりしました。
新米については、10月に収穫予定だったものが8月の台風被害で収穫できず、今後さらに価格が上がる可能性もあるということです。
井上アナウンサー
「新鮮なお魚がたくさん並んでいますが、やはりこの時期おいしいのは“サンマ”!価格は2023年、2022年と比べて1尾100円ほど安くなりそうだということです」
こちらのスーパーが北海道から仕入れているサンマが、2024年は豊漁!
2022年、2023年は1尾298円でしたが、この秋は一尾198円まで価格が下がると見込んでいるそうです。
副菜に必要な野菜。サラダなどに使う葉物野菜は、先日の台風10号の影響で県内産は壊滅状態で、価格が高騰。
値上がりが続く一方で、価格が安定しているのはきのこ類。
屋内栽培のため、気候の影響を受けないのが理由ですが、他の野菜の値上がりで需要が集中し、今後現在の価格の2倍ほどになる可能性があるそうです。
また、これからの鍋の季節に欠かせない「豚肉」も多くが値上がりをしているそうですが、鹿児島県大崎町のパートナー牧場から仕入れた商品に関しては、100グラム400円弱で、なんとか値段を据え置いているそうです。
非常食にもなるカップラーメンやインスタントラーメンの棚でも、空きが多く見られました。
国内の広い範囲で台風による物流の混乱が続いたことで、注文がキャンセルされ、商品が入っていないそうです。
こういう状況の中で、日々食材と向き合っている街の皆さんはどうやって“献立”を決めているのでしょうか?
買い物客
「(きのう)グリーンカレーを作って、それがまだ残っているので、それに合わせてちょこっとお野菜を使ったり」
「1人暮らしだからちょっとずつ(小分けされたものを)買った方が新しいからいいかと思って。ちょっと高いけどね。20~30円違うかな」
食材のロスがないよう皆さんやりくりしていました。
最後に、現状とうまく付き合うアドバイスを、スーパーの春田社長が教えてくれました。
春田晃秀社長
「これからだと、梨、リンゴ、もうすぐするとカキも出てくる。旬のものがやはり値段も下がったりしてくる。旬のおいしいものを楽しみながら食べていただきたい」
旬なものをおなかいっぱい食卓に並べたいところですが、スーパーの売り場をのぞいてみると、台風や不作の影響など、それぞれの陳列棚には最近の様々な事情が反映されていました。
鹿児島市の天文館で生鮮食品などを取り扱うスーパーハルタです。
現在の売り場の状況は…
スーパーハルタ・春田晃秀社長
「(台風の影響で)先週は売り場に商品がほとんどないような状況でした。徐々に相場が、特に野菜の葉物関係が値段が上がり始めてきています」
井上彩香アナウンサー
「食卓への影響はどうなのか?献立を考えながら見ていきます」
「主食と言えば、やっぱりお米なんですが…陳列棚を見てみると空いているスペースが多くあります。最近では通常の2倍売れているそうです」
売り場には「出荷制限のため品切れしています」の文字。
全国ニュースでも最近目にしますが、2023年の不作に加え、外国人観光客の需要が増えたことで、全国で米不足となっています。
その影響で、こちらのスーパーでも価格が2023年より2割値上がりしました。
新米については、10月に収穫予定だったものが8月の台風被害で収穫できず、今後さらに価格が上がる可能性もあるということです。
井上アナウンサー
「新鮮なお魚がたくさん並んでいますが、やはりこの時期おいしいのは“サンマ”!価格は2023年、2022年と比べて1尾100円ほど安くなりそうだということです」
こちらのスーパーが北海道から仕入れているサンマが、2024年は豊漁!
2022年、2023年は1尾298円でしたが、この秋は一尾198円まで価格が下がると見込んでいるそうです。
副菜に必要な野菜。サラダなどに使う葉物野菜は、先日の台風10号の影響で県内産は壊滅状態で、価格が高騰。
値上がりが続く一方で、価格が安定しているのはきのこ類。
屋内栽培のため、気候の影響を受けないのが理由ですが、他の野菜の値上がりで需要が集中し、今後現在の価格の2倍ほどになる可能性があるそうです。
また、これからの鍋の季節に欠かせない「豚肉」も多くが値上がりをしているそうですが、鹿児島県大崎町のパートナー牧場から仕入れた商品に関しては、100グラム400円弱で、なんとか値段を据え置いているそうです。
非常食にもなるカップラーメンやインスタントラーメンの棚でも、空きが多く見られました。
国内の広い範囲で台風による物流の混乱が続いたことで、注文がキャンセルされ、商品が入っていないそうです。
こういう状況の中で、日々食材と向き合っている街の皆さんはどうやって“献立”を決めているのでしょうか?
買い物客
「(きのう)グリーンカレーを作って、それがまだ残っているので、それに合わせてちょこっとお野菜を使ったり」
「1人暮らしだからちょっとずつ(小分けされたものを)買った方が新しいからいいかと思って。ちょっと高いけどね。20~30円違うかな」
食材のロスがないよう皆さんやりくりしていました。
最後に、現状とうまく付き合うアドバイスを、スーパーの春田社長が教えてくれました。
春田晃秀社長
「これからだと、梨、リンゴ、もうすぐするとカキも出てくる。旬のものがやはり値段も下がったりしてくる。旬のおいしいものを楽しみながら食べていただきたい」