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台風１０号を巡り、停電の早期解消に貢献したとして、９月２４日、経済産業大臣から九州電力など関係事業者に感謝のメッセージが贈られました。

伝達式は鹿児島市で行われ、経済産業省の齋藤健大臣からのメッセージを九州産業保安監督部の齊藤薫部長が代読しました。

代読　九州産業保安監督部・齊藤薫部長
「復旧作業に携わる１人ひとりのきめ細かい事前準備や関係者間の緊密な連携、夜間でも安全を確保しつつ復旧に取り組んだ尽力のたまものです」

台風１０号では、県内でも８月２９日の午前８時に、最大２２万５０００戸の停電が発生。

しかし、九州電力送配電や隣県の協力会社を含め延べ１６００人が復旧作業にあたり、ピークから３日以内に全ての停電が解消。

経済産業省によりますと、近年の主な台風被害への対応と比較すると、最も早い復旧だったということです。

齋藤大臣からのメッセージに対し、九州電力鹿児島支店の菊水秀一支店長は「今後の災害でも早期の停電復旧に努めたい」とお礼の言葉を述べていました。