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2001年から運用・最終号機 H2Aロケット50号機の機体が公開

2024年9月25日(水) 18:34

H2Aロケットは2001年から運用され、打ち上げ成功率約98%を誇る日本の主力ロケットですが、26日予定通り49号機が打ち上がれば、その次の50号機で運用が終了することになっています。

25日、愛知県の工場で出荷直前の50号機の機体が公開されました。


愛知県にある三菱重工の工場です。
25日ここではH2Aロケットの50号機の機体が報道機関向けに公開されました。

野平美奈子記者
「機体はまだ、第1段機体と第2段機体が分かれている状態で、この状態のまま、種子島宇宙センターへ搬送されます」

機体は26日この工場から出荷、9月30日には種子島宇宙センターの射場に搬入され、部品の取り付けや固体ロケットブースタなどの結合作業が行われます。

H2Aロケットとして最終号機となる50号機には、二酸化炭素やメタンなどの温室効果ガスを観測する衛星が搭載されます。

世界のロケットの中でも高い信頼性を誇るH2Aロケットの集大成、最終号機の打ち上げ時期は調整中としています。

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