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鹿児島県警で相次いだ不祥事をめぐり、鹿児島県議会に提案されていた、調査権限の強い百条委員会の設置を求める決議案は、１０月９日の本会議で採決されることが決まりました。


決議案は県警の一連の不祥事を追及するため、地方自治法に基づき、関係者の出席、証言を請求できて罰則がある百条委員会の設置を求めるもので、県議会会派の県民連合が今議会に提案しています。

当初、決議案は２７日採決される予定でしたが、２７日朝の議会運営委員会で、県民連合から１０月９日での採決を検討するよう申し出がありました。

県民連合・福司山宣介議員
「来週、常任委員会がある。ここの尊重をすべき。２０件を超える陳情が出ている。こういったものを最終的に閉会日に討論表決をしてもらえれば」

同様の陳情が出されている常任委員会での審査も尊重すべきとする県民連合の意見を受けて、決議案は１０月９日の最終本会議の日に採決されることが決まりました。

９日は質疑、討論のあと採決が予定されていますが、最大会派の自民党が設置に反対していることから決議案は否決される見通しです。