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クレーンゲームも題材に!? 小学校で理科を楽しく学ぶ物理学者の出前授業実施 鹿児島・奄美市

2024年11月6日(水) 18:26

身近なゲームも理科の授業の題材になるということです。

鹿児島県奄美市の小学校で、鹿児島大学の教授による出前授業が行われ、児童たちは研究者の話や実験に夢中になっていました。


6日、奄美市立名瀬小学校の6年生を対象に行われた出前授業の先生は、物理学が専門の小山佳一教授です。

鹿児島大学では、SDGsで掲げられている目標のひとつ、「質の高い教育をみんなに」の一環で、鹿児島県内各地の小中学校や高校で出前授業を実施しています。


授業のテーマは磁石。

棒磁石や電磁石を使った実験で、磁石の動きを確認したり、磁石が電気自動車に応用されていることなどを、楽しく分かりやすく教えていました。


また、身近な題材として小山教授があげたのが、クレーンゲームです。

景品を取るためのアーム部分に電磁石が使われていることを解説した上で、手回し発電機を使って手作りのアームを動かす実験も行い、子どもたちは興味津々で取り組んでいました。

出前授業を受けた6年生
「いろんなことが学べて楽しかった。クレーンゲームの中身の仕組みがよく分かりました」
「先生の教え方とかしゃべり方がとても面白くて、良い経験ができたと思いました」

鹿児島大学理学部・小山佳一教授
「式がいっぱいでてきたり、考え方が難しいではなくて、もっと楽しめる方法、きょうはクレーンゲームの話で楽しんでもらったが、こうした形で理科を好きになっていただけたらなと思う」

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