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肌寒い一日 体を寄せ合い、日なたに一斉移動 平川動物公園の動物たち 鹿児島市

2024年11月28日(木) 18:32

28日の鹿児島県内はこの時期らしい冬型の気圧配置により、しぐれ模様の肌寒い一日となりました。

鹿児島市の平川動物公園の動物たちは、どのように過ごしているのでしょうか、のぞいてきました。

寒さをこらえ、みんなで体を寄せあうマントヒヒの群れ。
日なたを求め、一斉に移動します。

こちらは体の大きなカバ!
水中の方が温かいためか、全身深々と水の中につかり出てきません。

牧瀬大輔記者
「寒さのせいでしょうか、カピバラたちも壁に身体をくっつけて、動く様子はありません」

平川動物公園で飼育する125種類のうち、約4割が温暖な場所で生息する動物です。

寒さが苦手な動物がいる一方で、ホッキョクグマやカリフォルニアアシカなど、寒さに強い動物たちは、ようやくやって来た冬の訪れを満喫している様子でした。

来園者
「寒そうでした。お部屋にこもるサルもいて、寒いのは人間も動物も一緒だと思った」
「子供たちもすごく喜んでいて楽しんでいます」


続いてコアラ館をのぞいてみました。

寒さの影響でしょうか、母親のキボウから離れないのが、2023年生まれたオスのチャーボウです。

本来は、親離れする時期が来ているそうですが、木の上で母親の温もりを求めるのは、コアラならではの寒さ対策かもしれません。

平川動物公園・福守朗園長
「寒い中で動物たちがどのように暖を取っているか、そういうところも見てほしい。職員が寒さ対策も取っていて、そういうところも注目してもらえれば楽しめると思う」

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