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奄美大島・大島海峡の海底でワインを熟成 ふるさと納税の返礼品にも登録 鹿児島・瀬戸内町

2025年1月16日(木) 11:58

奄美大島・瀬戸内町の大島海峡で、海底にワインを沈めて熟成させる取り組みが始まり、関係者が設置作業を行いました。

この事業は企業の商品やサービスをPRする、東京の企業が行っているものです。

この日は鹿児島県瀬戸内町の清水集落沖の水深約20メートルの海底に、イタリア産の赤ワインとフランス産の白ワインなど約200本が沈められました。

海底のワインは潮流や水圧などの影響で熟成が早まり、味もまろやかになるということです。

この会社では波が穏やかで水温が高い大島海峡に注目し、2024年から同様の事業を行っていて、海底熟成ワインは瀬戸内町のふるさと納税の返礼品にも登録されています。

海底熟成ワイン事業を実施 (株)アイスリー・森谷悠以社長
「水温が高いということがはじめはリスクかなと思っていたが、ワインにいい影響を与えていることも分かってきているので、南の島でやるということはここでやってよかったと思っている」

今回沈めたワインは、7月ごろ引き揚げられ、インターネットや瀬戸内町内の酒店などで販売される予定です。

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