国の原子力総合防災訓練 鹿児島県内11の市と町で2月実施 能登半島地震ふまえ新しい訓練も追加
2025年1月16日(木) 18:34
2月、鹿児島県薩摩川内市などで実施される、国の原子力総合防災訓練の概要が示されました。
能登半島地震の教訓を踏まえ、孤立地区の発生などを想定した8項目の訓練が新たに盛り込まれています。
2月に実施が予定されている国の原子力総合防災訓練は、毎年、原発が立地する自治体で持ち回りで行われているもので、県内での実施は2013年10月以来、約11年ぶりです。
県のほか、県内11の市と町も参加を予定しています。
日程については調整中ですが、1月16日の県の原子力専門委員会では、この訓練の概要が明らかにされました。
2024年1月の能登半島地震の教訓を踏まえ、火災や断水、孤立地区が発生した場合などを想定した新たな訓練が8項目追加されるということです。
県原子力安全対策課・岩元慎二課長
「地震被害により避難計画上の避難先へ避難できない事態を想定した、代替の避難先への避難訓練を予定している」
このほか九州電力は、県が要望していた川内原発の設備の経年劣化状況を確認するための体制の強化について、新たに担当の役職を置き、対応していく方針を示しました。
塩田知事
「劣化管理を確認して、安全性に万全を期してほしい」
能登半島地震の教訓を踏まえ、孤立地区の発生などを想定した8項目の訓練が新たに盛り込まれています。
2月に実施が予定されている国の原子力総合防災訓練は、毎年、原発が立地する自治体で持ち回りで行われているもので、県内での実施は2013年10月以来、約11年ぶりです。
県のほか、県内11の市と町も参加を予定しています。
日程については調整中ですが、1月16日の県の原子力専門委員会では、この訓練の概要が明らかにされました。
2024年1月の能登半島地震の教訓を踏まえ、火災や断水、孤立地区が発生した場合などを想定した新たな訓練が8項目追加されるということです。
県原子力安全対策課・岩元慎二課長
「地震被害により避難計画上の避難先へ避難できない事態を想定した、代替の避難先への避難訓練を予定している」
このほか九州電力は、県が要望していた川内原発の設備の経年劣化状況を確認するための体制の強化について、新たに担当の役職を置き、対応していく方針を示しました。
塩田知事
「劣化管理を確認して、安全性に万全を期してほしい」