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間近で見るザトウクジラに「感動、地球はすごい」 鹿児島・奄美大島近海で観察ツアー

2025年1月20日(月) 18:40

奄美大島近海では、2025年もザトウクジラの姿が見られる季節となりました。

20日午前中の観察ツアーでは3頭のクジラが確認でき、観光客が歓声を上げていました。

午前9時、観光客約20人を乗せて奄美市名瀬小湊を出港したのは、クジラの観察ツアーです。

港を出て20分ほどすると…

船上アナウンス:クジラがいるようです

いました。ザトウクジラです!

体長約11メートルから12メートルの大人のクジラ2頭が、息継ぎのために水面に上がって潮を吹いたり、尾びれを上げて水中に潜ったりする姿が確認できます。

ザトウクジラはこの時期、ロシア周辺の海域から出産や子育てのために奄美大島や沖縄の近海に南下してきます。

この日も観光客は間近に見える巨体に大きな歓声を上げるとともに、悠然と海を泳ぐ姿に感動していました。

観光客
「怖いというイメージがあったが、近くで見たら結構かわいくて」
「(一緒に泳ぐ)スイムをやっていたので、次はスイムをやってみたい」
「ホエールスイムをしに来た」
「3回目なんですけど、ホエールスイムはいつ見ても感動で、地球はすごいという気持ちになる」


この日は午前中だけで、あわせて3頭のザトウクジラを見ることができました。

マリンスポーツ奄美 スタッフ・伊藤公昭さん
「徐々に見られる頭数も増えている」
「きょうのクジラは水中でじっとするタイプだったので、かなり長い時間、20分ほど水面から観察できていたのでスイムは良かったと思う。ぜひ見に来て自然を体感してほしい」


奄美大島と徳之島では「奄美クジラ・イルカ協会」に加盟するダイビングショップなどがホエールウオッチングツアーを実施しています。

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