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子どもたちが鍋づくりに挑戦 鹿児島市の保育園 料理を作る楽しさを実感

2025年1月21日(火) 18:19

1月21日、鹿児島市の保育園で園児らが鍋で昼ご飯をつくりました。子どもたちは料理を作る楽しさを実感しながら、自分たちで作った料理をおいしそうに食べていました。

轟木康陽記者
「室内では子どもたちが包丁を握って、一生懸命具材を切っています」

一生懸命、具材を切る園児たち。鹿児島市緑ヶ丘町のふじヶ丘保育園で、0歳から6歳の全園児約70人が参加して食育の一環として行われたのは、冬の寒い時期に
ぴったりの鍋づくりです。

メニューは豚汁とつみれ汁です。園児らはダイコンやハクサイなど6種類の野菜を
包丁で切ったり、星形にくりぬいたりして食べやすい大きさにしていきます。こちらの女の子はピーラーでニンジンの皮むきに挑戦です。

夢中になるあまりニンジンはみるみる小さくなり、最後はこんな姿に。具材を切り終えたら次は煮込む作業です。子どもたちは熱さに気をつけながら、具材をおそるおそる鍋に入れます。ぐつぐつと煮込まれる様子に、できあがりが待ちきれません

園児
「いいにおい、いいにおい」
「早く食べたい」

約1時間半かけて熱々で具材たっぷりの豚汁とつみれ汁が完成です。

「お手々をパン、いただきます」

できあがった料理を園児らは、ニコニコしながらほおばります。

園児
「甘くておいしい」

Qお汁おかわりする?
「うん、おいしかったから」

「おいしい」
「ニンジンがすき」

轟木康陽記者
「子どもたちが丹精込めて作った豚汁をいただきたいと思います。具材に火が通っ
ていて柔らかくてすごくおいしいです」

自分たちで料理を作り上げ、園児には思い出に残る一日となりました。

ふじヶ丘保育園職員
「すごくおいしい。こういう機会をつくってもらいながら、食事や食材と触れる機会をつくれるのはいいなと思う」

こちらの保育園では、0歳児も野菜の匂いを嗅いだり、ちぎる作業を行い、年齢にかかわらず園児全員が鍋作りに参加し、楽しんだということです。

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