限定メニュー目白押し 特産サワーポメロで町おこし! 鹿児島・いちき串木野市
2025年3月13日(木) 18:28
黄色い大きな果実が目を引く、サワーポメロです。
今が旬のこのサワーポメロ、鹿児島県いちき串木野市の特産となっていまして、市内の飲食店と菓子店が限定メニューを提供するイベントが現在開かれています。
個性あふれるサワーポメロづくしのメニューを取材しました。
イベントを前に2月下旬、開かれた試食会。
カルパッチョにどんぶり、スイーツと色とりどりのメニューが並んでいます。
全ての料理に使われている食材が、今の時期に旬を迎える果物、サワーポメロです。
グレープフルーツに似た柑橘類のサワーポメロは、さっぱりとした甘みやシャキシャキとした食感が特徴で、県内の代表的な産地であるいちき串木野市では50年以上前から栽培されています。
このサワーポメロを町おこしにつなげようと、2024年から始まったのが「まるっとポメロまつり」。
市内20の飲食店と菓子店がタッグを組み、3月末までサワーポメロを使った限定メニューを提供します。
さきほどのカルパッチョのお味はどうですか?
参加者
「おいしい、爽やかです。果肉がゴロゴロ入ってて、皮も使ってあるらしく、香りがすごく良い」
こちらはサワーポメロのソースを使った一品。
同じくいちき串木野市が誇るマグロを黒毛和牛で巻いたレアステーキです。
参加者
「びっくりしました。(口の中で)一瞬で溶けた。すごい贅沢なコラボなので、口の中が今、華やかで感動してます」
この料理が提供されているのが「まぐろの館」内の「松榮丸食堂」です。
地元で70年以上に渡ってマグロを取り扱う水産会社直営の店舗で、自慢の本マグロ100グラムを黒毛和牛のロース肉で包みます。
和風仕立てのサワーポメロソースとの相性は抜群です。
松榮丸食堂の料理長
「うちのおいしいマグロを、鹿児島の和牛と組み合わせて確実においしいと思った。マグロが苦手というお客様でも楽しんでもらえる料理に仕上がっている。ぜひ食べてもらいたい」
そしてステーキの隣には前菜も。
甑島産の白身魚と温野菜、そしてサワーポメロの果肉が入った生春巻きです。
前菜の生春巻きとメインのレアステーキ、サワーポメロづくしのワンプレート。
そのお味は?
薩摩川内支局・牧瀬大輔記者
「サワーポメロのソースがマグロと牛肉のジューシーさをより一層、引き立てています」
そして、料理の次はスイーツ!
2025年、創業99年を迎える老舗菓子店「菊屋」で人気のお菓子が、一日限定40個のサワーポメロ入り大福です。
実は今回のイベントが始まる前からこの季節に販売している人気商品。
開店直後に完売する日もあるそうです。
サワーポメロの果肉と皮を白あんで包んだ一品は、控えめな甘さとほのかな酸味と香りが口の中に広がります。
できたてを味わって欲しいと、賞味期限は製造日の一日限りです。
菊屋菓子職人・隈元和也さん
「あんがサワーポメロの酸味に合うように、甘さの加減とかですね、この皮もあまり(甘さが)強くなり過ぎないように注意しています。地元産のサワーポメロのおいしいところを皆さんに知ってもらえれば」
これら、サワーポメロづくしのメニューですが、料理に使われているサワーポメロは、傷や日焼けにより規格外になったもの。
「まるっとポメロまつり」には農家を助けたい、という思いもこめられているんです。
まるっとポメロまつり実行委員会・宮内淳次さん
「どうしても出てしまう規格外のサワーポメロを事業者で加工して、おいしく食べてもらい、魅力を発信するまつりになっています。まずは、香りを楽しんでもらって、いちき串木野市に色んな魅力のある場所があるので、そこに足を運んでいただいて、ぜひ楽しんでいただけたら」
地元店舗自慢のサワーポメロづくしの料理。
個性派ぞろいのその味を、この春、いちき串木野市で楽しんでみるのはいかがでしょうか。
このサワーポメロなんですが2025年は不作で、店舗によっては早めに販売を終了する可能性があります。
詳しい情報は「まるっとポメロまつり」のインスタグラムやXをご覧ください。
今が旬のこのサワーポメロ、鹿児島県いちき串木野市の特産となっていまして、市内の飲食店と菓子店が限定メニューを提供するイベントが現在開かれています。
個性あふれるサワーポメロづくしのメニューを取材しました。
イベントを前に2月下旬、開かれた試食会。
カルパッチョにどんぶり、スイーツと色とりどりのメニューが並んでいます。
全ての料理に使われている食材が、今の時期に旬を迎える果物、サワーポメロです。
グレープフルーツに似た柑橘類のサワーポメロは、さっぱりとした甘みやシャキシャキとした食感が特徴で、県内の代表的な産地であるいちき串木野市では50年以上前から栽培されています。
このサワーポメロを町おこしにつなげようと、2024年から始まったのが「まるっとポメロまつり」。
市内20の飲食店と菓子店がタッグを組み、3月末までサワーポメロを使った限定メニューを提供します。
さきほどのカルパッチョのお味はどうですか?
参加者
「おいしい、爽やかです。果肉がゴロゴロ入ってて、皮も使ってあるらしく、香りがすごく良い」
こちらはサワーポメロのソースを使った一品。
同じくいちき串木野市が誇るマグロを黒毛和牛で巻いたレアステーキです。
参加者
「びっくりしました。(口の中で)一瞬で溶けた。すごい贅沢なコラボなので、口の中が今、華やかで感動してます」
この料理が提供されているのが「まぐろの館」内の「松榮丸食堂」です。
地元で70年以上に渡ってマグロを取り扱う水産会社直営の店舗で、自慢の本マグロ100グラムを黒毛和牛のロース肉で包みます。
和風仕立てのサワーポメロソースとの相性は抜群です。
松榮丸食堂の料理長
「うちのおいしいマグロを、鹿児島の和牛と組み合わせて確実においしいと思った。マグロが苦手というお客様でも楽しんでもらえる料理に仕上がっている。ぜひ食べてもらいたい」
そしてステーキの隣には前菜も。
甑島産の白身魚と温野菜、そしてサワーポメロの果肉が入った生春巻きです。
前菜の生春巻きとメインのレアステーキ、サワーポメロづくしのワンプレート。
そのお味は?
薩摩川内支局・牧瀬大輔記者
「サワーポメロのソースがマグロと牛肉のジューシーさをより一層、引き立てています」
そして、料理の次はスイーツ!
2025年、創業99年を迎える老舗菓子店「菊屋」で人気のお菓子が、一日限定40個のサワーポメロ入り大福です。
実は今回のイベントが始まる前からこの季節に販売している人気商品。
開店直後に完売する日もあるそうです。
サワーポメロの果肉と皮を白あんで包んだ一品は、控えめな甘さとほのかな酸味と香りが口の中に広がります。
できたてを味わって欲しいと、賞味期限は製造日の一日限りです。
菊屋菓子職人・隈元和也さん
「あんがサワーポメロの酸味に合うように、甘さの加減とかですね、この皮もあまり(甘さが)強くなり過ぎないように注意しています。地元産のサワーポメロのおいしいところを皆さんに知ってもらえれば」
これら、サワーポメロづくしのメニューですが、料理に使われているサワーポメロは、傷や日焼けにより規格外になったもの。
「まるっとポメロまつり」には農家を助けたい、という思いもこめられているんです。
まるっとポメロまつり実行委員会・宮内淳次さん
「どうしても出てしまう規格外のサワーポメロを事業者で加工して、おいしく食べてもらい、魅力を発信するまつりになっています。まずは、香りを楽しんでもらって、いちき串木野市に色んな魅力のある場所があるので、そこに足を運んでいただいて、ぜひ楽しんでいただけたら」
地元店舗自慢のサワーポメロづくしの料理。
個性派ぞろいのその味を、この春、いちき串木野市で楽しんでみるのはいかがでしょうか。
このサワーポメロなんですが2025年は不作で、店舗によっては早めに販売を終了する可能性があります。
詳しい情報は「まるっとポメロまつり」のインスタグラムやXをご覧ください。