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事業者へ”協力金”の申請開始 「ありがたいが・・・」様々な受け止め 鹿児島

2020年5月11日19:30

鹿児島県からの休業要請に応じた事業者に対して最大30万円が支給される「協力金」の申請受付が11日から始まりました。5月7日に休業要請が一部緩和される中、対象となった事業者は協力金をどのように受け止めたのでしょうか。

協力金の支給対象となるのは、4月25日から5月6日までの間、県の休業や営業時間短縮要請に協力した中小企業と個人事業主で、最大で30万円が支給されます。

この協力金に対する、事業者の受け止めは様々です。

こちらは県の要請に応じて時短営業を行った薩摩川内市のトンカツ店です。

店のオーナーが早速、申請書に目を通し、手続きを確認していました。

今回、個人事業主として10万円の協力金を申請する予定です。

この店では、5月7日から通常営業に戻ったものの、4月の売り上げは前年比で4割減少しました。

【さつま花亭白石孝志さん】
「県の支援には感謝したい。かなり提出書類が多いと困惑している。暗い気持ちでいることはサービス業としていけないと思うので、明るい気持ちで我々がお客様を元気にする気持ちで頑張っていきたい」

一方、鹿屋市にある従業員8人の旅行会社では20万円の協力金を申請しました。

【桜観光そよ風 東直樹部長】
「意外とスムーズに(申請が)できました。頂けるのは非常にありがたいのですが20万ではとても追いつかない金額というのが現状です」

こちらの旅行会社では、休業要請期間中に店を閉めたほか、現在も営業時間を午前9時から午後1時までに短縮していて、旅行商品の売り上げはほぼありません。

しかし少しでも収入を得ようと一部の従業員は、人手不足のサトイモ農家に1日3時間だけ手伝いに行っているそうです。

【桜観光そよ風 東直樹部長】
「旅行は不要不急なので、今、旅行に行かれる方は全くいらっしゃらないです。5月は修学旅行のピークなのですが今年は秋のほうに延期になっています。我々、現状で仕事がない状況」

こちらは鹿児島大学近くのカラオケボックスです。

こちらの店でも協力金を申請しようと書類の作成を行っていました。

【県カラオケボックス協会 高江洲博幸会長】
「思ったより簡単に準備が出来て、あとは無事に(協力金が)降りることを待つだけ」

自身も2店舗のカラオケ店を経営する県カラオケボックス協会の高江洲博幸会長です。

多くの業種の休業要請が解除される中、カラオケ店を含む4つの業種は、5月20日まで県の休業要請が継続していて、こちらの店でも当面、休業を決めています。

6日までの休業については30万円の協力金が支払われる見込みですが、7日以降の休業については協力金の対象とはなっておらず、「さらなる支援があれば」と切実な心境を訴えました。

【県カラオケボックス協会 高江洲博幸会長】
「30万というお金はだいたい1日分の固定経費にしかならないのが実情」「(休業要請が)延長になった分も含めて休業補償がでれば助かる」

協力金の申請期間は5月11日から6月30日までで、申請書類は県のホームページのほか県の地域振興局や支庁などで入手できます。

協力金は5月下旬以降に指定した口座に振り込まれる予定です。

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