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H2Bロケット9号機 21日午前2時31分打ち上げ 種子島宇宙センター

2020年5月20日20:20

国際宇宙ステーションに物資を運ぶ「こうのとり」を搭載したH2Bロケット9号機が、21日未明に鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられます。今回は新型コロナの影響で打ち上げをとりまく環境についても、いつもとかなり状況が違うようです。

ロケットの打ち上げといえば、多くの人が見学に訪れますが、今回、種子島では新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため見学場所を封鎖し、県外からの来島を自粛するよう呼びかけました。

【南種子町 小園裕康町長】
「多くの方がご来島いただけることを楽しみにしていた。大変残念ではあるが、是非ここは一緒になって乗り越えて頂けたら」

打ち上げを担当する三菱重工業とJAXAもスタッフの数を通常より2割ほど減らして21日の打ち上げに臨むということです。

ロケットは20日午前、組み立て施設からおよそ30分かけて、400メートル離れた発射地点に移動しました。

ロケットに搭載された「こうのとり9号機」は全長10メートルで、食料や高性能バッテリーなど、6.2トンの物資を国際宇宙ステーションに届ける予定です。

また、民間の宇宙利用を進める取り組みとして、宇宙ステーション内の日本の実験棟「きぼう」に「スペースアバター」というカメラ付きロボットが搭載されます。

地球上から遠隔操作でカメラの角度を変え、宇宙や地球の好きな風景を眺めることができるという世界初の取り組みも行われ、宇宙をより身近に感じられそうです。

こうのとりは、後継機を開発中で、H2Bロケットと同じく今回が最後の打ち上げとなります。

【HTV技術センター 辻本健士技術領域主幹】
「感傷的な思いは(運用後大気圏に)再突入するときで充分。それまではプロフェッショナルとしてしっかり準備していきたい」

こうのとり9号機を搭載したH2Bロケット9号機は、21日午前2時31分に打ち上げられる予定です。

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