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中学校での“いじめ”訴え 第三者委設置へ 鹿児島・いちき串木野市

2020年7月28日19:38

鹿児島県いちき串木野市の中学校の男子生徒が暴行などのいじめを繰り返し受けたとして、市教育委員会が第三者委員会を設置し8月5日にも調査を開始することが分かりました。

保護者は:
「息子から後々聞いたんですけど、僕はひょっとしたら死んでいたかもしれない。苦しかったんだと。改めて泣きながら赤裸々に色んなこと話してくれたんですよ」

暴行を受けたとされるのはいちき串木野市の中学3年の男子生徒です。

男子生徒の父親によりますと、男子生徒は入学直後の2018年4月以降、同級生らから「キモい」「死ね」などといった悪口を言われたり、金属製のほうきの柄で頭や耳付近を殴られる暴行を受けたりしていたということです。

男子生徒と保護者は学校側に対し、当事者に対する指導や適切な調査・報告を求めてきましたが、学校側は2019年11月、「これまで起きたことは偶発的、単発的でいじめではない。全て解決済みだ」と結論付けるとともに第三者委員会の設置も否定していました。

さらに市教育委員会は同級生や教師などに聞き取り調査をし、2020年5月までに暴行など5件の事案を把握しましたが、5件すべて「双方に原因があるトラブルだった」と結論づけています。

男子生徒は2020年4月、別の中学校へ転校していて、2020年6月に代理人の弁護士が第三者による調査を求める申立書を提出したところ市教育委員会は、いじめ防止対策推進法に基づく「重大事態」にあたる疑いがあるとして第三者委員会による調査を決めました。

保護者は:
「悔しいですよね、歯がゆくて、許せなくて。もう二度とこんなことが起きてはいけないなと。誰が聞いても、いじめであるのは明らかなのでそれを隠すのではなく、しっかりと判断してもらって、最終的には学校・市教委を含めて謝罪をしてもらいたいと切に願っています」

今回の件について市教育委員会は「重大事態にはあたらないと思っているが、申立書の提出を受けて調査を開始する。しっかり調査してもらいご家族に報告したい」とコメントしています。

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