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台風10号で初の島外避難の三島村島民 9日に帰島 鹿児島

2020年9月9日19:25

9月4日、台風10号の接近で初の島外避難をした三島村の島民が9日、鹿児島港からフェリーに乗り、それぞれの島へ帰りました。

リポート:
「大きな荷物を持った家族連れなどが次々とフェリーに乗り込んでいきます」

午前8時ごろ、鹿児島港のフェリー乗り場では、先の台風10号の接近で鹿児島市内に島外避難をしていた三島村の住民らが、三島村行きのフェリーに乗船していました。

県本土から約40キロ、竹島、黒島、硫黄島の3つの島からなる三島村と、南北約160キロに有人7島などが連なる十島村。

2つの村は、9月4日、今回の台風10号接近により、初めての島外避難を実施しました。

十島村では、島の人口の3割にあたる200人が自衛隊のヘリで、三島村では村の人口の4割にあたる170人がフェリーで鹿児島市内へと避難し、村が用意したホテルなどに滞在しました。

十島村と三島村によりますと、いずれの村もいまのところ、けが人や建物の全壊・半壊などの被害は確認されていませんが、十島村では、住宅の一部破損などの被害が数十件ありました。

三島村では、黒島の避難所の窓ガラスが割れるなどの被害があったということです。

三島村に戻る人は「台風で避難するから家が心配だったけど早く帰れてよかった」
「命が一番大事だと思うので、島外避難してよかった」などと話していました

また三島村大山辰夫村長は「本土に避難した方も(島に)残られた方も、どちらの方も安心してちゃんと台風に備えができるように、これからは詳細の部分までも気を付けて対応しないといけないと感じた」と初の島外避難について感想をのべていました。

9日午前9時半、フェリーみしまは島民らを乗せ、鹿児島港を後にしました。

なお、夜、十島村の島民も、第1弾として88人が定期船でそれぞれの島に帰っています。

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