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動物用医薬品の納入を巡る贈収賄事件 鹿児島大学教授らを送検 鹿児島大学調査委員会を立ち上げる

2020年10月9日19:22

動物用医薬品の納入をめぐって便宜を図った見返りに現金などを受け取ったとして鹿児島大学の教授の男らが贈収賄の疑いで逮捕された事件で、鹿児島大学は教授の男が利用したとみられる「教員発注」の在り方やチェック体制に問題がなかったか、今後、学内に調査委員会を立ち上げ詳しく調べるとしています。

この事件は鹿児島大学共同獣医学部教授の窪田力容疑者(55)が、2020年1月ごろから9月ごろまで動物用医薬品の納入に関して便宜を図った見返りに、業者から二十数回にわたって現金約64万円とノートパソコンなど7点を受け取ったとして収賄の疑いで、7日に逮捕されたものです。

また、贈賄の疑いで動物用の医薬品などを扱う松窪動薬資材の社長、松窪清一郎容疑者(51)と従業員の竹宮紀子容疑者(49)も逮捕されていて、3人は9日、鹿児島地方検察庁に身柄を送られました。

警察によりますと、現金は窪田容疑者の私的な飲食代や物品を購入した領収書と引き換えに窪田容疑者の研究室で封筒などに入れて手渡しされていたとみられ、ノートパソコンなどの物品は窪田容疑者が具体的な品目をあげて要求していたということです。

警察は捜査に支障があるとして3人の認否を明らかにしていませんが、窪田容疑者と松窪動薬資材は数年前から取引があり、警察は余罪も含めて捜査を進めています。

鹿児島大学では、1件あたりの金額が50万円未満の契約は、教員が直接、業者に発注できる「教員発注」という制度があり、窪田容疑者は自らの権限で業者の選定や発注ができる立場にあったということです。

窪田容疑者はこの制度を利用したとみられていて、鹿児島大学は今後、学内に調査委員会を立ち上げ、契約やチェック体制に問題はなかったかなど詳しく調べることにしています。

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