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台風の中を航海 ヨットが奄美市の砂浜に漂着 鹿児島

2020年10月9日21:02

台風14号が接近する中 鹿児島県奄美市の砂浜に大分県から沖永良部島に向かっていたボートが漂着しました。操縦していた男性にけがはありませんでした。

奄美海上保安部によりますと8日正午すぎ奄美市笠利町の砂浜で「ボートが漂着していて、船長の男性から話を聞いている」と警察から奄美海保に連絡がありました。

奄美海保が調べたところボートを操縦していたのは住所不定の74歳の男性です。
男性は先月26日に大分県を出港し、沖永良部島を目指していました。
しかし、出港の翌日プロペラにロープが絡まり動力を失ったため、その後は、風の力だけで航行を続けていたところ、8日未明奄美市笠利町の笠利埼灯台付近で強風にあおられ、近くの砂浜に漂着したということです。

男性にけがはなく、油の流出なども確認されていません。事故当時、奄美大島付近には台風14号が接近していて風速は平均23メートルを観測していて、波の高さは5メートルから6メートルほどだったとみられています。

男性は、台風の接近に気が付いていたもののその位置や進路については把握しないまま南下を続けていて、奄美海保の聞き取りに対し、「海を甘く見ていた」と話しているということです。

奄美海保は今回の件を、「台風に向かっていく無謀な航海」とした上で出航前の事前の準備や気象情報のこまめなチェックを呼び掛けています。

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