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出水4歳女児死亡事案など議論 子ども虐待防止ネットワーク会議 鹿児島市

2020年10月13日19:46

子どもの虐待防止のため13日、関係機関が集まり、鹿児島市で会議が開かれました。会議では2019年、出水市で4歳の女の子が死亡した事案について報告され、参加者からは様々な意見が出されました。

この会議は子どもの虐待の早期発見や防止を目的に毎年行われているもので13日は県内の児童相談所や警察、教育関係など25の関係機関や団体の代表者が参加しました。

会議では、2019年8月、出水市で母親によるネグレクト=育児放棄の虐待が認定されていた当時4歳の大塚璃愛來ちゃんが死亡した事案について報告が行われました。

この事案については第三者委員会が検証報告書を作成していて、児童相談所内部での情報共有が適切に行われなかったことや関係機関による連携の不備が問題点としてあげられています。

これについて、参加者からは「児童相談所の基準、ドクターの基準、警察の基準、市町村の基準、そこがチグハグしていたから、この結果が起きた」、「関係機関とより一層連携を深めていきたい。要対協(市町村に設置された子どもを保護する協議会)が今後、鍵になる」、「一人一人の声に耳を澄ませて聞きながら最悪のケースを考えて関わるべき」など、様々な意見が出されました。

県では児相の人員体制の強化や業務の見直しなど、既に対策を進めていますが、子ども家庭課の西博夫参事は「去年のような事案を二度と起こさないようにという趣旨での意見だったと受け止めている。真摯に受け止めながら今後の再発防止に努めたい」と話し、13日の意見を踏まえてさらに対策を進めたいとしています。

また、会議では2020年の4月~9月までの間に県内の児相で取り扱った虐待事案についても報告があり、2019年の同じ時期と比べて25%多い660件の虐待事案が確認されているということです。

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