西之表市長選挙 馬毛島計画容認派の元市議が出馬断念「断腸の思い」鹿児島
2021年1月11日19:40
1月31日投開票の鹿児島県の西之表市長選挙について、馬毛島へのアメリカ軍の訓練移転受け入れを容認するとしていた元西之表市議の男性が、出馬の取りやめを明らかにしました。これにより選挙は、訓練受け入れを容認する候補が1本化され、反対する現職との一騎打ちとなる見込みになりました。
元西之表市議の濱上幸十さん(70)は10日、会見を開き、西之表市長選挙への出馬を取りやめたことを明らかにしました。
西之表市長選挙は馬毛島へのアメリカ軍の訓練移転受け入れの賛否が大きな争点になる見込みです。
これまで濱上さんのほかに、訓練移転に反対する現職の八板俊輔市長(67)と、訓練を許容するとしている西之表市商工会会長の福井清信さん(71)が立候補を表明していました。
濱上さんは訓練移転に賛成の立場で、「自分が立候補するとなると、訓練受け入れを容認する2人が共倒れになる」として出馬をとりやめたということです。
濱上さんは「市民に多大な迷惑と不利益を被らせる。断腸の思いで辞退する決意をした」と話しました。
これにより西之表市長選挙は八板市長と福井さんの一騎打ちとなる公算が大きくなりました。
西之表市長選挙は1月24日告示、31日に投開票が行われます。
元西之表市議の濱上幸十さん(70)は10日、会見を開き、西之表市長選挙への出馬を取りやめたことを明らかにしました。
西之表市長選挙は馬毛島へのアメリカ軍の訓練移転受け入れの賛否が大きな争点になる見込みです。
これまで濱上さんのほかに、訓練移転に反対する現職の八板俊輔市長(67)と、訓練を許容するとしている西之表市商工会会長の福井清信さん(71)が立候補を表明していました。
濱上さんは訓練移転に賛成の立場で、「自分が立候補するとなると、訓練受け入れを容認する2人が共倒れになる」として出馬をとりやめたということです。
濱上さんは「市民に多大な迷惑と不利益を被らせる。断腸の思いで辞退する決意をした」と話しました。
これにより西之表市長選挙は八板市長と福井さんの一騎打ちとなる公算が大きくなりました。
西之表市長選挙は1月24日告示、31日に投開票が行われます。