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鹿児島の状況含む新型コロナ感染状況 専門家は

2021年3月31日19:30

国内で確認された新型コロナの感染者数は、1月が15万2585人、2月が4万1849人、そして3月が30日までに3万7293人です。1月と比べると3月は感染者が大幅に少ないものの、その一方で「第4波」の到来を指摘する声もあります。鹿児島の状況含む新型コロナの感染状況はどのような動きを見せているのか専門家に聞きました。

感染症学が専門の鹿児島大学大学院の西順一郎教授は、全国的に見た新型コロナの感染状況を「既に地域によっては増えてきていて、大阪、宮城は第4波といえる状況」と分析します。

国内の3月の感染者数は30日現在で3万7千人余り。

これは過去最多となった2021年1月より60%近く減っていますが、第2波が収束したとみられた2020年9月より2倍以上多い数字です。

また、政府が初の「まん延防止等重点措置」の適用を進める大阪府など、地域によってはさらなる感染拡大の予兆も見られます。

西順一郎教授は「(感染者数の減少が)滞っている状態、もしくは上向きなのは、国民の中では1年以上の厳しい感染対策が(これ以上は)なかなか取りにくい状況も合って、このあたりで下げ止まるのはやむを得ない」と話します。

一方、鹿児島県は1月に感染確認数が最多となったのは、全国と同様ですが、3月の感染確認数は30日までに62人と、2020年夏とほぼ同じ水準で推移しています。

これについて西順一郎教授は「都会であるような市中感染の爆発的拡大は鹿児島の人口や人口密度などを考えるとそんなに起こるものではない。全国的にも人口あたりの陽性者は少ない方だ」と話します。

また、今後感染の広がりが懸念される変異株については「鹿児島県は比較的イギリス型変異株が見られる。若干感染力が上がると言われている。県内でも持ち込まれてある程度広がっている印象がある。これまで通りの感染対策を続けていけば、広がったとしても大きな問題にはならないと思う」と述べました。

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