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【新型コロナ】鹿児島県 なぜ9月になって死者増加? 専門家に聞く

2021年9月22日19:00

鹿児島県内の新型コロナ感染者の死者の数は、7月が1人、8月は5人でしたが、9月は、22日までに19人と大幅に増えていることが分かります。

なぜ、ここにきて死者が増えているのか、鹿児島大学病院・垣花泰之教授に聞きました。

垣花教授は、コロナ患者を受け入れる約40の重点医療機関と連絡を取り合い、中等症以上の症状の重い患者を受け入れるネットワークを構築しています。

9月に入ってからの死者の増加について垣花教授は次のように分析しています。

鹿児島大学病院・垣花泰之教授「高齢者が感染した症例が多かったのだと思う。コロナの症例は病態が分かってきた。感染から1週間~2週間が病状が悪化する。高齢者が罹患して1週間から2週間目が、9月前半までの期間に一致する」

県が発表した7月から9月8日までの新型コロナ感染者の死者に関する年代別データをみると、ほとんどが60代以上となっています。また、死亡した17人のうち16人がワクチンを接種していませんでした。

垣花泰之教授「ワクチン接種自体は進んでいるが、残念ながら接種する機会がなかった方が影響を受けた」

今回の第5波では自宅待機者が1000人を超える日が続いた時期もありました。県内では自宅待機中に容体が悪化し搬送先の病院で少なくとも2人が死亡しています。

垣花泰之教授「自宅待機になると治療の介入遅れが懸念されていた。さらに悪化した場合『重症・中等症ネットワーク』に連絡が来る。それがほとんどなかったのは、少なくとも鹿児島県では、自宅待機でそれほど重篤化する方が、少なくとも鹿児島県内では無かった」

現在、鹿児島県内では新型コロナ感染者数は減少傾向にありますが、9月は連休もあり、垣花教授は、人流増加に伴う影響を注視する必要があると話しました。

垣花泰之教授「今回の3連休が感染者数にどれだけ影響しているかは、あと1週間後、感染者数がどう動くのか、注視する必要がある」

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