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衆院選10月31日投開票に「前倒し」…専門家はどう見る? 鹿児島大・藤村准教授に聞く

2021年10月5日19:38

岸田首相は4日の会見で、衆議院議員選挙の日程を発表しました。

主なスケジュールは、8日に岸田首相の所信表明演説、14日の臨時国会の会期末に衆議院を解散。衆院選は翌週19日に公示、31日投開票という流れです。

11月投開票の見方も出ていた中、“前倒し”の形で行われることになりますが専門家は選挙戦への影響をどう見るのでしょうか?

岸田首相は4日の会見で「私は可能な限り早い時期に、総選挙を行うことを決意いたしました」と述べました。

当初11月7日または14日投開票との見方が出ていた衆院選。

岸田首相「何よりも衆議院議員の任期は10月21日。衆議院議員の空白、これをできるだけ短くしなければいけない」

衆院選の投開票日を「10月31日」とした理由について岸田首相は4日夜の会見でこう説明しましたが、政治学が専門の鹿児島大学・藤村一郎准教授は“衆院選で勝つための方策との見方もできる”と指摘します。

鹿児島大学・藤村一郎准教授「さんざん続いてきた『自民党フェスティバル』の余韻がまだあるうちにやったほうが、与党としては得だと思いますけどね、それなら勝てると。G20という重要な案件があるのに、そこに当ててくるわけですから、急いでいるとしか言いようがない」

投開票日が当初の見方より前倒しになったことは、全国、そして県内の選挙戦にどのような影響を与えるのでしょうか?

藤村准教授「野党サイドは候補者の一本化ができていないところがある、全国的には。それを、ちょっと急がないといけなくなっているというのは、野党にとってはちょっとマイナスかな?と。ただ鹿児島の場合は、全国的にみても野党の一本化は早かったですよね。だから鹿児島の選挙区でそんなに大きな影響があるとは思えない」

今回の衆院選、藤村准教授は“特に注目の選挙”だと強調しました。

藤村准教授「菅さんの勇退と今の総裁選、岸田内閣発足という『自民党フェスティバル』の中ではかなりマイナス要因は消えたと思う。自民党に有利に働いてるが、ここまでの選挙は、実は5割棄権、2.5与党、2.5野党が全国的な流れ。これが背景にある。野党候補が一本化されていて保守王国と言われる鹿児島でも1区は(4年前のように)ひっくり返ることもある。だから実は結構微妙な戦いになっているところは、私は見どころだと思う。まかり間違えば政権交代する可能性がある」

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