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【新型コロナ】鹿児島県でもオミクロン株感染者 鹿児島大学・西教授に聞く

2022年1月6日19:25

鹿児島県内でも5日、新型コロナ・オミクロン株の感染者が初めて確認されました。感染力が強いとされるオミクロン株について、改めて特徴や今後の県内での感染の広がりの予測について、感染症学が専門の鹿児島大学大学院・西順一郎教授に聞きました。

(Q)鹿児島県内でもオミクロン株感染が確認されましたが、率直な感想は?
鹿児島大学大学院・西順一郎教授(感染症学)「全国で広がっているので、鹿児島でオミクロン株が出ることは時間の問題。5日は5人ということだったが、現時点で、感染者は他にもたくさんいると思う(このインタビューは6日の感染者発表前に収録しました)」

西教授によりますと、オミクロン株はワクチンの抗体がつきにくいのが特徴で、ワクチンを2回接種していても効果は低く、感染の広がりが早いということです。

その一方で、重症にはなりにくいとしています。

西教授「最初は風邪のような症状で、肺炎を起こしにくいのは明らかになってきている。重症の症状は少ないということは言える」

しかし西教授は、引き続き感染予防策をとることが大切と強調します。

西教授「普通の風邪と言ってしまいたいが、後遺症の問題がまだ分かっていない。普通の風邪と思わずに対策をとってほしい。高齢者にうつすと死につながる病気ということは変わらないので、かからないことが大事」

西教授はこのままオミクロン株の感染が広がった場合、県内で1カ月に1000人程度の感染者が出る可能性があると指摘し、それを防ぐためには一日も早く3回目のワクチン接種を進めることが重要だと話します。

西教授「3回目のワクチン接種によりブースター効果がみられる。3回目を接種すれば、2回接種後の従来株に対する免疫と同じくらい、オミクロン株の免疫ができる。一般の方にも、前倒しして3回目を打つ必要がある。高齢者施設の入所者、職員の接種を進め、集団発生を防ぐことが大事」

オミクロン株では感染者数の急増が懸念されます。厚生労働省は感染の急激な拡大地域では「症状しだいで自宅療養でも差し支えない」としていますが、西教授はこれを踏まえ、医療体制のひっ迫を避けるためにも、鹿児島県も「柔軟に対応すべき」と話していました。

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