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15日から大学入学共通テスト 会場では感染対策に気を配り設営 予備校では出陣式も〈鹿児島〉

2022年1月14日19:10

15日から全国で一斉に大学入学共通テストが始まります。新型コロナの感染拡大が心配されますが、試験会場では感染対策を徹底しながら準備が進められました。

会場のひとつ、鹿児島市の鹿児島大学では、14日設営などが行われ、受験番号が書かれた紙を机に貼ったり、清掃や机の消毒を行ったりと試験に向けた準備が進められました。

新型コロナ対策として、受験生同士の間隔を1メートルほど確保するため、取材した教室で試験を受ける人数は例年の3分の1ほどの54人だということです。

また当日は試験場ごとにアルコール消毒液の設置や1科目が終わるたびに10分以上換気を実施するなど感染対策が徹底されるということです。

共通テストは全国で15日から2日間にわたって実施され、15日は地理歴史・公民と国語、外国語、リスニング(英語のみ)、そして16日は理科と数学の試験が行われます。

県内の志願者数は6000人あまりで、14日は会場の下見に訪れた受験生らの姿も見え、15日からの試験に備えていました。

受験生
「コロナの中でしっかりできることを考えて取り組めた。きょうはゆっくり寝てあすに備えたい」
「試験会場と本部、トイレの場所を確認した。試験会場に来ることが大事と先生に言われた」
「ベストを尽くせるように頑張る」
「コロナ禍で勉強が大変だったがあすは今までやってきたことを信じて自分の力を精一杯発揮したい」

一方、鹿児島市高麗町の鹿児島高等予備校では試験前日の14日も英語の授業が行われ、受験生たちはラストスパートに余念がありません。

共通テストでの健闘を祈って、校長や職員は鹿児島市内の神社で合格祈願を。そして担任は「出陣式」で、浪人生活を送ってきた受験生たちに「自分の力を発揮できるその時がやってきました。あしたあさっては去年と生まれ変わった自分が試験に勝利すると信じて乗り切ってください」とエールを送りました。

新型コロナの感染が再び拡大する中での共通テストですが、受験生は、冷静に向きあおうとしていました。

受験生
「いやもうそんなこと(感染拡大)は関係なくて…関係ないと思っています!」
「慣れたというのもあるんですけど…本番もいつも通り最大限の準備を払うだけかなと」

中には、仲間が書いてくれたメッセージ入りの赤い鉢巻きを巻いて“気合十分”の受験生もいました。

Q鉢巻きの「耐雪梅花麗(雪に耐え梅花麗し)」とは?
受験生「西郷さんの名言らしいんですけど『早く試験終わって笑おうね』みたいな広くとったらそういう意味かなと。苦しくなった時に支えてくれたのが予備校でできた友達だったので、なんとか今、やっと負けずに共通テストを受けられることが本当によかった。苦しかったけど最終的には笑って終われる1年なんじゃないか」

共通テストを巡っては、文部科学省は新型コロナの影響で受けられなかった受験生に、個別試験のみで合否判定を可能にするよう全国の大学に通知しています。

対応について県内の大学に取材したところ、鹿児島大学と鹿屋体育大学はいずれも「検討中」としています。

一方、県内の私立大学では共通テストの結果を利用しない受験方法があることから、鹿児島国際大学、鹿児島純心女子大学、第一工科大学は新たな対応は予定していないということです。

志學館大学は新たな試験を追加で実施するかも含めて現在検討中としています。

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