春はもうすぐそこまで。各地で春を感じるイベントが実施される中、毎年この時期に開催されている熊本県人吉の「ひなまつり」を特集。鹿児島市から九州自動車道で一時間半、車で熊本・人吉市に向かうと、そこには情緒あふれる風景が広がっていた。今年で２０回目を迎えた伝統の“人吉球磨”のひなまつり。町の至る所に飾られたひな人形に多くの人が魅了される。地元の職人が丹精込めて仕上げた作品に小学生が手作りした物までそれぞれにたくさんの思い、たくさんのドラマが詰まっていました。

人吉球磨は、ひなまつり

熊本県人吉市。城下町のたたずまいが残り、九州の小京都とも呼ばれる歴史と伝統とやすらぎのある町です。そんな人吉市で３月２９日まで開催されている「人吉球磨は、ひなまつり」にやってきました。

【人力車】
快適なシートと楽しいお話で町まであっという間です。
　詳しくは、「旅館 丸恵本館」まで　0966-22-2291

　
【ひとよしおひな通り　鍛冶屋町】
昔は60件ほどの鍛冶屋が軒を連ね現在も2軒の鍛冶屋が残る職人の町。城下町の風情が残る通りでは、彩り鮮やかなひな人形と、飾り付けが訪れる人を楽しませてくれます。

　
【世界一小さな美術館 Ｃｈｏｂｉｔ（チョビット）】
こちらは、「市民の芸術作品を発表する」ためのスペースです。ひなまつりのイベントにちなんで、今は地元の小学生の手作りのひな人形が展示されています。
　お問い合わせ：人吉市役所都市計画課街路公園係　0966-22-2111

　
【ひとよしおひな通り　九日町・五日町通り】
おひな通りの中でもひときわ輝くたくさんのひな人形が飾って有ります。「おひな庵」は、商店街のおかみさんたちが空き店舗を利用して始めたスペースです。温かい梅酒でおもてなしをしています。
＜お休み処「おひな庵」＞10:00～17:00

　
【旅館　翠嵐楼】
明治４３年創業。温泉の町人吉で、一番の歴史を誇る源泉とレトロな湯船が開業当時のまま守り継がれています。美肌の湯ということで女性にうれしい温泉です。そんな翠嵐楼では、この時期限定のうれしいランチメニュー「おひな懐石(4320円)」を頂くことができます。
　住所：　人吉市温泉町2461-1
　電話：　0966-23-2361
　　立ち寄り湯(冬期限定)　11:00～14:30　19:00～21:00　大人500円　小学生以下250円

　
【人吉クラフトパーク石野公園】
飾り付けにおよそ一カ月半かかったという豪華絢爛１０段ひな飾り。地域の方が提供してくれた
ひな人形がおよそ２００体飾られています。また、見るだけじゃなくひな祭り期間限定の体験が出来ます。「おひな絵馬の絵付け体験」では、絵付けをし、裏に願い事を書いてお祈りした後に、神社で祈願してもらえるということです。
　住所：　人吉市赤池原町1425-1
　電話：　0966-22-6700
　　おひな絵馬の絵付け体験　500円