和食の達人・椰木春幸先生が子供たちにやさしく料理を教える。日置市・吉利小学校で、夏の定番・そうめんをおいしくゆでるコツや、キュウリの正しい下準備を指導。また地元特産の大豆を使ったハンバーグも登場。
梛木先生の料理教室~吉利小学校
【きゅうりの酢の物】
・茎が付いている方はアクが溜まるので皮を剥く。
・海水程度の塩分濃度3%の塩水「たて塩」を作る。(水1カップに対し、塩小さじ1強)
・たて塩に、出汁昆布とキュウリを入れ、臭みを除きつつ旨みを引き出します。
・キュウリを取り出し、よく絞り余分な水分と塩分を抜きます。
【三杯酢】
水1升・酢4合・塩7.5g・みりん1合・砂糖300g・薄口しょうゆ0.5合を混ぜて沸かします。「追い鰹」50gを入れて火を止めます。出汁を入れる事で酸味をやわらげ、うまみもプラスされます。
【そうめん】
・ゆで時間は表記に関わらず、麺は味見して硬さを確認する。
・そうめんは製造過程で油を使用するため麺に油が付いています。ぬめりや油臭さを取り除くため、茹でたら水でしっかりもみ洗いをする。
【大豆ハンバーグ】
<材料>
大豆水煮100g・大豆水煮ミンチ200g・豆腐半丁・ひき肉300g・炒め玉ねぎ600g・赤ワイン30cc・卵2個・ナツメグ2g・豆乳25cc・こしょう5g・パン粉おたま半分・塩15g・おろしニンニク小さじ1・おろし生姜大さじ0.5
<作り方>
材料をよく混ぜて、フライパンで焼きます。
<ポイント>
豆腐は出汁昆布と一緒に下茹でしてから水を切るとより美味しい!
大豆の水煮はつぶした物とそのままの物の両方を使うと食感が良い。