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4月24日(水)タマリのかごしま湯巡り旅 本土最南端佐多岬編

タレントのタマリさんと気象予報士の中俣美咲さんが県内各地をぶらりする『タマリのかごしま湯巡り旅』。今回は本土最南端の観光名所佐多岬を巡りました。先月14日に本格開業した、公園エントランスと展望台を結ぶ800メートルもの遊歩道がみどころ。そして日曜日限定で販売される名物「押し寿司弁当」に舌鼓を打ちました。こちらのお弁当、販売に至るまでの意外なドラマとは?
 

タマリのかごしま湯巡り旅 本土最南端佐多岬編

佐多岬の名物弁当 どんひら雅寿司
日本本土最南端の佐多岬に日曜日限定の名物弁当が登場しました。お弁当を作っているのは、郡集落に住んでいる地域の女性たちです。公民館で行っている弁当作りを特別に見せてもらいました。平均年齢81歳の料理人たちが一つ一つ丁寧に愛情を込めて作っています。
こちらの弁当の名前は『どんひら雅寿司』。3月24日にグランドオープンした、佐多岬観光案内所で販売しています。人気商品なので朝から売り切れることもあるとか。
どんひら雅寿司 1000円(税別)
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【南大隅町観光協会】
TEL:0994-24-3120

名物弁当ができるまで
3月12日郡集落。集落の住民たちが自分の家で採れた野菜類を公民館へ持ち寄ってきます。脂がのった天然ブリを持ってくる人も。食材がそろったところで押し寿司作りの勉強会が始まりました。そもそもなぜ弁当作り始めたのかというと、佐多岬には観光客をおもてなしする食事処が無く町も頭を悩ませてきたからです。そこで「私たちが一肌脱ぎましょう」と平均年齢81歳のお年寄りたちが立ち上がりました。そして商品化のためのノウシウを学ぶために、熊本県からコンサルタントを呼んで特訓を重ねてきたのです。
和気あいあいの厨房はいつも笑いに包まれてます。下ごしらえした材料とご飯を木枠に詰めて押し寿司にして、全体重をのせてうま味をぎゅっと閉じ込めると完成です。お弁当のデザートはきな粉で包んだ「どんひら唐芋餅」が付きます。お母さんたちの愛情がいっぱい詰まった「どんひら雅寿司」の完成です。
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佐多岬展望台へ
いただいたお弁当を持って、佐多岬公園の展望台を目指します。公園のエントランスから展望台までの800mの道のりは全てバリアフリーになっており、お年寄りでも歩きやすくなっています。展望台で絶景を眺めながら、タマリさんと中俣さんはお弁当に舌鼓を打ちました。
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雄川の滝
大河ドラマ『西郷どん』のオープニングのロケ地として使用された雄川の滝も訪れました。この日は雨の影響で水量も特に多く、大迫力の景色を堪能することができました。
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ねじめ温泉ネッピー館
ねじめ温泉ネッピー館は大隅半島の人々が愛する宿泊ができる温泉宿でもあり、露天風呂、赤外線サウナ、家族風呂などが設置されているスーパー銭湯でもあります。タマリさんは露天風呂で地元の人々と温泉談義に華を咲かせていました。
入浴料 300円(大人)
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【ねじめ温泉ネッピー館】
住所:肝属郡南大隅町根占川南732
TEL:0994-24-5300
FAX:0994-28-1800