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奄美市で県総合防災訓練、約1000人が救助、避難訓練に参加

2024年5月26日(日) 15:57

26日、奄美市で奄美大島近海を震源とする地震が発生した想定で、県の総合防災訓練が実施され、およそ1000人が救助や避難の訓練を行いました。

県の総合防災訓練が奄美市で開かれるのは2013年以来、11年ぶりで県や自衛隊、警察、消防などおよそ80の機関から1000人が参加しました。

訓練は奄美大島近海を震源とする地震で津波が発生し家屋の倒壊や道路の寸断、多数のけが人が出ていることを想定して実施されました。

名瀬港では、津波で海上に流された住民を消防と警察、海上保安部が救出して岸壁で救急隊に引き継ぎました。

また、陸上自衛隊が負傷者を自衛隊車両で災害派遣医療チームの活動拠点に搬送したり、倒壊した家屋から救助者を救出する訓練も行われました。

このほか住民の避難訓練や、ペットと同じ部屋に避難できる避難所の開設訓練も行われ、それぞれの機関が災害時の対応手順を確認していました。

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