【鹿児島ユナイテッドFC】データで見る前半戦 セットプレーからの失点がリーグワーストの15
2024年6月10日(月) 15:00
サッカーJ2で苦戦の続く鹿児島ユナイテッドは9日の岡山戦で全38節ある今シーズンの半分が終わりました。ユナイテッドにとって5年ぶりのJ2リーグ、前半戦をデータで振り返ります。
ユナイテッドは19試合を終えて、勝ち点16の3勝9敗7分得点は16、失点が33、得失点差はマイナス17となっています。
4月21日の第11節の栃木戦(ホーム)以来、8試合勝ちがありません。
ここまで全16ゴールの得点者ですが、藤本憲明選手が3ゴール、野嶽寛也選手、米澤令衣選手、ンドカ チャールス選手がそれぞれ2ゴール、鈴木翔大選手、福田望久斗選手ら7人が1ゴールをあげています。。
得点した時間帯で見ると、前半の得点は4ゴール、後半は12ゴール、この内、後半アディショナルタイムでの得点は4ゴールとなっています。
その中で、これまで先制した試合は第11節の栃木戦と、9日の岡山戦の2試合だけ。先制点が課題のひとつとなっています。
ここから後半戦巻き返すために何が必要になってくるか、浅野哲也新監督は「いい守備からのいい攻撃」を掲げていますが、総失点数は33でリーグで2番目に多く、そのうちセットプレーからの失点は15で、これはリーグワーストです。
無失点試合、クリーンシートはわずか2試合と、守備が最大の課題であることは間違いありません。
より集中した球際のプレー、セカンドボールへの対応、フィニッシュの部分など一つ一つのプレーを確実性のあるものにして、9試合ぶりの勝利につなげてほしいです。
ユナイテッド、まずは12日、アウェーで大分と天皇杯2回戦を戦い、6月15日、ホームでの山形戦に挑みます。