美山は「薩摩焼の里」として、陶芸が盛んな地域です。
芸術の秋にピッタリですよね。
今日はそんな美山をぶらり散策してきました。
日置市美山
鹿児島市から車でおよそ30分。
薩摩焼の県下最大の産地として9つの窯元が立ち並び、風情ある街並みが広がっています。
薩摩藩17代藩主・島津義弘公が、朝鮮出兵の際に
沈壽官窯
薩摩焼
薩摩焼には、白薩摩と黒薩摩があり、鹿児島県を代表する伝統工芸品です。
平成14年には、「国指定伝統的工芸品」に指定されました。
現在は15代目の沈壽官さんが、伝統を守っています。
ちなみに、白薩摩は大量に製造することが難しいため、
逆に黒薩摩は、大量に製造できるので、庶民が使うものとされています。
沈壽官窯では、実用品から装飾品まで多彩な作品を生み出し、 国内外で高い評価を受けています。
住所 日置市東市来町美山1715
電話 099-274-2358
沈壽官茶寮 美山
体に優しい薬膳料理を提供するお店です。
美麗湯 2530円
メインのスープをいただきます。
スープは、良質なコラーゲン・ アミノ酸を多く含んでいるそうです。
使っている器は、もちろん「薩摩焼」です。
住所 日置市東市来町美山1713
電話 099-201-3206
緋色窯
美山唯一の女性の窯元です。
陶芸家の川原久美子さん。
18年前に、鹿児島市から移り住んできました。
作品の制作中にお邪魔しました。
自分の体ほどの大きな
この作業を、30分おきに70~80時間行います。
川原さんが作る緋色の作品を、実際に見せてもらいました。
緋色とは、黄色みがかった鮮やかな赤色のことです。
偶然から生み出される、白と緋色のグラデーションを楽しむ。
これが、緋色の器の醍醐味です。
ろくろ体験 3500円
粘土をひもで半分に切って、 使いやすい大きさにします。
早速、ろくろを回していきます。
水をつけて粘土を滑りやすくし、成形しやすい様にするんだそうです。
まずは、カップの底の部分を作っていきます。
続いて、カップの側面を均等な力で上に伸ばしていきます。
回し続けること、およそ10分。
最後は、なめし革で茶碗のフチをキレイに仕上げます。
完成品
住所 日置市東市来町美山410-1
電話 090-3606-3623