鹿児島を飛び出して熊本県天草市へ。目の前を泳ぐイルカに遭遇!潜伏キリシタンの貴重な歴史が残る集落を散策。さらに天草の夕陽八景に選ばれている夕陽を眺め、素敵な時間を過ごしました。
自然と歴史を満喫!熊本・天草へ春の旅に出かける
【天草にやってきました】
長島町の蔵之元港からフェリーに乗ることおよそ30分。熊本県の南西部に位置する天草市。
青い海に浮かぶ大小約120の島々からなる天草諸島にあります。ここには自然や歴史がたくさん詰まっています。
【天草イルカインフォメーション】
海を知り尽くした船長さんの案内で進むことおよそ15分。イルカいました!目の前を泳ぐ、野生のイルカたち。約200頭のミナミハンドウイルカがおり、なんと95%以上の確率で会うことができるんです。今の時期は、赤ちゃんイルカに出会えるベストシーズンです。
住所: 天草市五和町二江4689-1
電話: 0969-26-4500
乗船時間: 10:00~ 11:30~ 13:00~ 14:30~ 16:00~
休み: 年中無休(天候状況により休みの場合あり)
料金: 大人2500円 小学生1500円 幼児(2歳以上)500円(税込)
【石山離宮 五足のくつ】
この時期にしか食べられない天草のムラサキウニは、色が濃く甘みが強いのが特徴。そして、天草黒牛は、生のウニに合うように低温で3時間以上かけて火を通しうまみを引き出しています。最後に卵をかけるとまた違った味わいになります!
住所: 天草市天草町下田北2237
電話: 0969-45-3633
営業: 11:30~14:00(要予約)
休み: 4/28~5/6ランチ利用は休み
紫ウニ&天草黒牛丼 3780円
天草市では、5月20日までの期間中24の飲食店やホテル・旅館などで「第3回 天草生うに三昧」を開催しています。貴重で新鮮!天草の春の味覚を堪能しにお出掛けしてみてはいかがでしょうか。
【﨑津集落】
天草の貴重な歴史や文化が残る今注目の「﨑津集落」には、江戸時代と変わらない道筋が残る漁村の風景が今も広がっています。
「南風屋(はいや)」では、200年以上前に天草に伝わった伝統菓子「杉ようかん」(180円)を町おこしのために作っています。
住所: 天草市河浦町﨑津454
電話: 0969-79-0858
営業: 8:00~16:00
休み: 8/15・8/16・12月下旬~2月中旬
【﨑津諏訪神社】
今年の夏、世界文化遺産の登録が期待されている天草の「﨑津集落」。ここには、キリスト教信仰の貴重な歴史や文化が今も存在しています。﨑津諏訪神社では、キリシタンであることを悟られないようにするため日々参拝が行われていました。
【﨑津教会】
こちらは、キリシタンが弾圧され絵踏みが行われていた場所に教会を建てたいという強い願いにより1934年にハルブ神父によって建てられました。
住所: 天草市河浦町﨑津539
電話: 0969-78-6000
時間: 9:00~17:00
【マリア像の夕陽】
東シナ海に沈む夕陽とマリア像を一緒に眺められるこの場所は天草夕陽八景の一つに選ばれています。
【案内】
蔵之元港から天草の牛深港は、三和フェリーでおよそ30分です。出水駅からは、長島の蔵之元港へ向かうシャトルバス「出水・天草ロマンシャトル」が運行していて「三和フェリー」の乗船に便利です。そして、長島の諸浦(しょうら)港と天草の中田港を結ぶ「天長フェリー」も運航していますので身近に船の旅を楽しむ事ができます。