５月１２日は「母の日」ですね。鹿児島市の花市場には９日、母の日を前に「カーネーション」や「あじさい」などが並びました。

感謝の気持ちを伝えようと、母の日に花を贈ろうと考えている方も多いのではないでしょうか。そこで２０２４年の動向について取材しました。

色鮮やかなガーベラに園芸用としても人気のカリブラコア。

９日朝、鹿児島市吉野町にある鹿児島花市場には、母の日にあわせて色とりどりの花が出荷されていました。

庄村奈津美記者
「こちらの花専門の市場では日曜日の母の日に向けて大詰めのセリが行われています」

ここでは週に４回、競りが行われています。９日は鉢や苗の競りの日で、約５万本が競りにかけられました。

鹿児島花市場　業務部長　野中忍さん
「今週末の母の日に向けて、みなさん買う気満々で来ているので、大変相場的にもいい」

ここ数年、肥料や燃料費の高騰で生産者が打撃を受けていますが、生花の消費が減っているため、売値に転嫁できない状況です。

鹿児島花市場　業務部長　野中忍さん
「生産面では大変苦労しているが、母の日に向けて頑張って出荷されているので、みなさん花を買って消費につなげてもらいたい」

競りに参加していた、鹿児島市で生花店を営む田代康一さんです。

生花店にとって母の日は大きなイベントです。

丘の上の花屋さん　椛心　店主・田代康一さん
Ｑきょうの仕入れは？
「量としては通常の倍以上ですね。２０２３年からの物価高の影響で『買い控え』のような感じがします。相場は下がっていますけど、母の日という一大イベントなので、自分も市場ではしっかり買わ�

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