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「今あるお金の使い方、将来のことも考えて」金融の専門家が鹿児島市の小学校で講演

2023年11月15日(水) 19:35

「そのお金、今使いますか?」「計画的に将来、使いますか?」

物価高騰で家計が大きな影響を受ける中、このようなテーマでお金の大切さを親子で考えてもらおうと、鹿児島市の小学校で15日、金融の専門家が講演を行いました。

鹿児島銀行 金融資産コンサルティング部・假屋杏由美さん
「将来のお金の使い方までよく考えて、今あるお金の使い方を考えることも大事」

これは鹿児島市の鹿児島大学教育学部附属小学校5年生の「親子ふれあい活動」の一環でPTAが企画したもので、児童と保護者300人が参加しました。

講師は、客の資産運用や形成の相談サービスをしている、鹿児島銀行金融資産コンサルティング部の假屋杏由美さんが務めました。

假屋さんは、まず、何のためにお金を使うのか、「ほしいもの」「必要なもの」「大切なもの」と分類することをすすめます。

そのうえで、お金を使うことは、ほかのものを「あきらめること」と表現し、将来を見据えて計画的に買い物をすることを提案しました。

鹿児島銀行 金融資産コンサルティング部・假屋杏由美さん
「今欲しいものを諦めることによって、将来もっと必要なものを買う工夫が生まれる」

物価が上昇し、家計にも影響がある中、参加した児童、保護者は、興味深そうに聞き入っていました。

参加した小学5年生の親子
「お金の使い方やしくみを含めて、もう一度親子で勉強し直したい」
「必要なときに必要な分だけ大切に使おうと思う」
「(お金のしくみは)自分だけではなく、みんなで使う、物々交換みたいだと思った」
「欲しいものは買っていいが考えながら使ってほしい」

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