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町営施設の使用料約100万円を不適切管理で懲戒免職 鹿児島・中種子町

2023年11月17日(金) 19:13

町営施設の使用料約100万円を不適切に管理していたとして、鹿児島県中種子町は30代の男性職員を懲戒免職処分にしたと発表しました。

懲戒免職処分を受けたのは、中種子町農林水産課農村振興係の30代の男性職員です。

職員は町が運営する食品加工施設を管理する立場で、本来は施設使用料が支払われるごとに、速やかに行うべきだった伝票処理を2023年6月から10月までの5カ月にわたって行わず、使用料計約100万円を、自宅で保管していたということです。

10月、定期的に行われる予算の執行状況の確認の際に、施設使用料が処理されていないことが分かり、男性職員が使用料を自宅に持ち帰っていたことを認めたということです。

使用料は全額返金されています。

また、使用料は納入時点では硬貨が多かったものの、返金された際には男性職員自身の紙幣と両替が行われていたということです。

処分は懲戒審査委員会が決定したもので、男性職員のほか、指導監督が不適切だったとして、男性職員が所属する課の課長と係長も減給3カ月の懲戒処分を受けています。

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